
東名富士見SAから見た富士山
(しばらく前のことになりますが)愛知県の蒲郡に連れて行って頂きました。
今年最後の「採集」に、わらびさんご夫妻のお友達、セガワさんのお父さまの、家庭菜園ならぬ果樹園に、みかん狩りにお邪魔したのです。
セガワさんのお父さまはリタイヤ後、趣味でみかん園をされているのです。もともとはみかん農家さんが管理されていた畑なのですが、病気や高齢で、手に余るようになってしまった畑を借り受けてらっしゃるそうです。
そして丹精込めて作ったみかんは、親族やお友達に振る舞って(!)いらっしゃるのです。
リタイヤ後に野菜畑、というのはよくありますが、果樹園というのはかなり珍しいかもしれません。果樹園がそばにある土地で、果樹農家さんとも深い繋がりがないとなかなか、出来ないことですよね。
(あこがれてしまうけれど、うーむ、私にはコネもないしなあ・・・。)
先日愛媛で買ってきたみかんをすっかり食べ尽くし、ああ、もっと買ってくればよかったと思っていたところだったので、喜び勇んで参加させて頂きました。みかん狩りなんて、中学校の遠足で熱海?(MOA美術館のあるところはどこだっけ?)に行って以来です。
自宅からまず神奈川に(始発!)電車で移動、そこでわらびさん号に便乗し、わらびさんご夫妻、セガワさんと一緒に4人でおしゃべりをしながら出発です。
車の中には空の段ボールが満載です。そうか、みかん狩り用の箱か!
みかんを詰めて返ろうと小さいスーツケースを転がして行ったのですが、そんなレベルのボリュームではありません。
むしろスーツケースが邪魔になってしまい、申し訳なく思いました・・・。
愛知県はあまり訪れたことがないせいもあり、ものすごく遠いというイメージがありましたが、京都よりずっと近いです(当然ですが)。
7時半に出て、午前中のうちに到着です。
蒲郡の印象は、まず、あったかい!
ススキにまだ穂がついています。うちのあたりではすっかり枯れ果てているのに。
そして、平ら!
土壌は砂地で、人参やタマネギの生産が盛んだそうです。大根や立派な蕪の畑もありました(今年My畑を管理してから、よその畑を見るという趣味が出来ました)。
平らな道を走りながら、まずは産直へGO!(この様子はまだ別記事で)
そしてひとしきり買い物をし、今度はみかん園へGO!
平らな土地を背にしてしばらく行くと、すぐに傾斜地に入ります。
スギ林の傍らに車をとめ、薄暗いスギ林の中に分け入って行きます。てくてく斜面を登り、稜線を越えるとなんとそこにはみかん畑が!
すずなりのみかんを目の前にして、もう大興奮。我を忘れてしまいます。
蒲郡の比較的ご近所のmiyakoさんと(御主人様、お子さん二人と)も再会したというのに、ほとんどおしゃべりもせず、ひたすらみかんをもぎまくり。
と思ったら、収穫方法が間違えており、わらびさんにご指導頂きました。
■みかん収穫のコツ
・ハサミを使って枝から切り取る。
・みかんから飛び出た枝の部分は、ヘタギリギリまで切る。
細い枝が残っていると、他のみかんを傷つけて、腐敗の原因になります。
・ぽろりとヘタをつけずにとれるみかんもあるが、こういったものは比較的腐りやすいので、早めに食べる方がよい。
・最終的には全てのみかんを木から切り取るので(残っていると木の負担になる)、鳥につつかれたり傷んだみかんが樹上にあった場合、それは切り落としておく。
・地面に落ちているみかんを踏むとすべるので注意
濃いグリーンの枝にたわわに実る、あたたかなオレンジ色の丸いみかんを見ているだけで幸せになります。
そして、それを摘んでいいなんて!
大興奮です。
みかんの木を間近で見るのは初めてですが、軸をカットすると、ほんのりいい香りがします。みかんの香りではなく、バイマックルーに通じるような、さわやかなグリーン系の香りです。
そして、1本の木に、巨大みかんも極小みかんも両方みのるのには驚きました。
あまり摘果をしていない場合、小さくなる、というのはよく分かるのですが、そういった木にも、場所によっては(中央のてっぺんあたりか)、巨大なみかんが実っているのです。栄養状態や日当たりのせいかな。
私としては、小粒みかんが好みなので、枝の陰や下の方にある小粒ばかり選んで摘んでしまいました。
3個摘んでは屈んで箱に入れる、というのを数時間続けた後に、もっと効率の良い方法があるのでは、と疑問に思い始めました。
お手軽な方法としては、コンビニ袋を右手にぶら下げ、右手でハサミ、左手でみかんを持ち、摘み取ったみかんを右手の袋に入れる、というのがよいです。
もしくは、肩にエコバッグ(中に段ボールを嵌めるとなおよい)をかけ、そこにみかんを入れていくのも便利だと思いました。
興奮のあまり写真撮影がすっかりおろそかになっていましたが、少しご紹介します。
セガワさん、美味しいランチの手配、本当にありがとうございました!
さてランチ後、更にもうちょっとみかんを摘ませて頂き、車に運搬。
摘むときはいいけれど、箱に詰めてみるとなかなか壮観な量です。3次元パズルのように、トランクにみっちり箱を積み重ね、後部座席や助手席の足下にも更にみかんの箱や袋を。
よろよろしながら(車が)帰途につきました。
途中PAに寄るときも、そ~っと降車しないとみかんの山がなだれ落ちて来そうな程でした(というのは冗談ですが)。
私の実家まで送って頂き(実は私の実家はわらびさんのご自宅とかなり近いのです)、みかん箱数箱&数袋&私を落っことして頂きました。
そして私はもてるだけのみかんを持って家まで帰宅。
始発で出かけて、終電で帰るという長い一日になりました。
でも、とっても楽しかった!
セガワさん、セガワさんのお父さまお母様、わらびさんふみえさん、本当にありがとうございました!
果物がなっている木を見ると、農耕民族の血が騒ぐというか、わくわく!します。
ホントに、あったかいオレンジ色をみるだけで楽しくなりますね。
あと、サンドイッチもすごいボリュームでびっくりしました。おいしそうだな~。
楽しかったでしょ
でも、どんだけ獲ったんですか@@車のタイヤへこんだんじゃ(^w^)
蒲郡と言えばモーターボートですね
家の実家はみかん農家だから、みかんの収穫はいつも手伝ってました
獲りながら食べるのが美味しいんですよね
腐ったみかんはきらいですけど…
うちは毎週買いだしに通っているんですよ。
そのくらい近い場所です。
みかんのついでにきくらげも発見するのが
なんともfujikaさんらしい(^^)
今年も記事を楽しみにしてますね。
本年もよろしくお願いします、
たわわなミカンを見たときは、あまりの嬉しさにクラクラしてしまいました。
サンドイッチって、パンと具を別々に食べるのとはまた違う美味しさなんですよね。
買うと高いので、たまには自分で作ってみようと思いました。
美味しいので大好きなのですが、生魚を買って頭とお腹を掃除して・・・、となるとなかなか自分で買うことはないのです・・・。
冷蔵庫で一塩、というの、便利そうですね。
今度ハタハタ(大好き)を買ってやってみようかな☆
今回久々にみかんの木をじっくり見たのですが、大きいのも小さいのも、同じ木になっているのですね。小さいみかんが味が濃くて皮が薄くて好きなので、極小のばかり狙い打ちでもいでいました。みかん狩りならではの楽しさです。
地面に落としてある腐ったみかん、けっこう踏んづけてしまいました。長靴で行けばよかったかも☆
この時は「あおいパークもぎたて広場」に連れて行って頂いたのですが、カイエさんも知ってらっしゃるでしょうね。
ほかにもお魚市場もあるようで、興味深い土地だなーと思っています。
赤ちゃんが大きくなってお忙しくなるでしょうけれど、更新楽しみにしていますね。
今年もどうぞよろしくお願いします☆