畑友の畑には、何ヶ所か、長芋が植えてあります。
というか、植えたのは大分前で、その後、毎年新たに芽を出しては成長し、また、落ちたむかごも芽を出し、という感じ。
それぞれの場所には支柱を立ててあげているので、ツルが茂る夏場には、トピアリみたいになっています。
今年は一箇所掘ってみますか!ってことで、私も一緒に掘らせて頂くことにしました。
この時期、地上部はすっかり枯れ果てており、まずは地面をナデナデしながらうすく削り、ツルの痕跡を捜します。
そうしたら、その周囲、というか、片側の範囲を掘削。
(全周ぐるりと掘ってしまうと、芋が折れやすいのでよくない)
深く掘るためには広い面積を掘る必要がありますが、この時は雨が続いた後で、土もよく締まっていたので、開口部は比較的狭くてすみました。
左のは710g。右は1160g。
もし枝分かれしなかったら、この重さの、太長い長芋になっていたのかな?
袋に入るように適当な長さに切り、真空パック機で真空にしてシールしておきました。
(スーパーで長芋ってそうやって売っていますよね)
少しずつ食べ進んで、10日後の時点で20cm長さのものが2本残っていますが、状態は良好です。
長芋は、おろしただけで美味しいのであまり工夫していませんが、いくつか試してみました。
・とろろ蕎麦
すりおろしてダシで溶いて、冷たい蕎麦につける。
・とろろ飯
すりおろしたものをそのまま麦ご飯に乗せ、わさび醤油をちょろっとかける
(だしで溶くより、とろろはそのままでわさび醤油をつける食べ方の方が好き!)
・とろろ飯豪華版
すりおろしたものとまぐろをご飯に乗せ、わさび醤油をちょろっとかける
・しばきとろろ梅肉和え
皮を剥いてビニール袋に入れ、麺棒で叩き、梅肉ペーストもビニールに入れて揉む(和える)
ビニール袋のまま冷蔵庫に入れておけて便利だし、梅味がさっぱりして美味しかったです。
・長芋きんとん
小口切りにして蒸し、マッシュして少量のお砂糖をまぜる。(茹でた方がよかったかも)
掘るのも、食べるのも、楽しませて頂きました。
Yさんありがとうございました!
今年は私も掘りました。
何年か前に植えたのですが、お友達と一緒で掘らずに今年まで来てしまい、落ちたむかごの成長したのを掘ったんです。
細いお芋があちこちに向いて伸び掘っていても訳が分からずいっぱい千切れてしまいました。
なかなかまともなものができないんです。
産直などで自然薯でまっすぐなものが売っていたりしますが、山で掘った自然のものでもまっすぐってありうるんでしょうか。
一箇所から幾つも出てきて、うち2つは、ぴったりくっつきあって抱き合っているようで面白かったです。
トタン板を斜めに埋め込んで、真っ直ぐに育てるという手があるそうです(一度試しましたがそう簡単ではない)。
一番楽チンなのは、短型の、まるっこく育つ芋かも。
おろしたものを塩で味付けして磯辺揚げにすると、主食にもサイドにもおつまみにもなりますよ。
数年前までは自然薯堀に野山に出かけていました。
自分の身長ほど掘って、仙人の杖みたいなロングサイズをゲットしたのが記録です。
タヌキが寄ってきて、掘り切らないと休憩に離れられない事態のこともありました。
自然薯の首から上を職場の空き地に植えて育てたこともありますが、幼虫にやられるか夏の暑さにやられるかで収穫には至らなかったです。
自然薯掘りは、それはそれは重労働でしょうね!
山の土は、掘ると石とかいっぱい出てきそうです。
自然薯はもちもちして美味しいですよね~。
最近は行かれなくなってしまったのですね。