ウラシマソウ(浦島草)
<サトイモ科テンナンショウ属>
浦島太郎が釣り糸を垂れているようなながい
付属体をもつのですぐ解る。
山野の林内にはえる。
葉は11~17枚に分かれる鳥足状複葉。
紫褐色の大きな苞葉(仏炎苞)に包まれている。
若い株は雄花、大きくなると雌花を咲かせる。
ムサシアブミ(武蔵鐙)
<サトイモ科テンナンショウ属>
仏炎苞がぐるっと丸まった形。
これをかって武蔵の国で作られた
馬具の鐙(あぶみ)に見立てた名前。
地下の球茎から、2枚の葉を出す。
葉は大形で3つに分かれている。
花序は、暗紫色の苞葉(仏炎苞)に
包まれている。
仏炎苞は白いすじがあり、先の部分が巻いている。
ムサシアブミの若い芽
3月初旬