クマヤナギ(熊柳)
<クロウメモドキ科クマヤナギ属>
山地に生える。
つる性なのだが、他の木には巻きつかず他の木に
もたれかかるまたは覆いかぶさるように伸びる。
実だけみて、以前に間違って
ウワミズザクラの実かと思って掲載したことがあり、
でも、なんか違うな・と思っていた。
図鑑にはつる性で他の木に巻き付くとあるが、
これは違っている。
見た目にはつる性のようには見えないのだ。
葉は互生し、
卵状楕円形でよく虫こぶができている。
実は赤くなったあと、黒く熟す。
一緒に花も咲いていたので、
今回、クマヤナギと解った。
名前のクマヤナギは熊の出そうな山地に生えて
葉の姿が柳のように生えることからきているそうだ。
(葉の姿は、全然違うと思うのだが・・
つる性に枝垂れた葉の時のことを言っているのかとも思った。)