メドハギ(蓍萩)
<マメ科ハギ属>
ただの雑草にしか見えないのだが、
よく見ると、小さな花をたくさんつけているのです。
初めて見つけたのは、里の河原だった。
今年は、雨の日が多くて
水かさが増えた時、横倒しになって
そのままの状態だったが、
きちんと倒れたままでも、花をつけていた。
茎が丈高くなり、
よく枝分かれして、低木状になる。
葉は3小葉を持つ複葉で、
密に互生する。
花は葉のわきに2~4個、集まってつく。
花弁は7ミリ、白黄色で紫色の線がある。
萼は深く5裂し、
裂変は披針形で毛が密生する。
占いの一種である筮竹(ぜいちく)を「めどぎ」といい、
これの代用に利用したためこの名がある。