れんげの画像日記

移り変わる季節の庭の花々、お散歩途中で見つけた野の花、
里山での風景などを、日記風に綴って行けたらいいと思っています。

キジョラン(鬼女蘭)の実・ナガボノシロワレモコウ(長穂白吾亦紅)・ アサギマダラの幼虫・ジンガサハムシ・俳句鑑賞

2022-11-18 05:59:11 | 木の実と昆虫と俳句鑑賞

キジョラン(鬼女蘭)
 <ガガイモ科キジョラン属>
何年高尾に行っても、あんなにたくさんキジョランが生えているのに、
実にはなかなか出会えない。
目黒の自然園ではよく果実には出会う。ただいつも高い所になってたりして
上手く写真は撮れないことが多い。
常緑多年草のつる草。葉は対生し卵円形で光沢がある。


葉のわきからでる花柄に、淡黄白色の小さな花をつける。


袋果は緑色の楕円形で中に白毛のある種子が詰まつている。


だいぶ綿毛が無くなって閉まっっている状態。



これから割れて綿毛の白い毛が鬼女の髪に例えられてこの名前がある。
もう少し、いい状態で出会いたかったが、こればかりは出会いなので
仕方ありませんね。


▲ナガボノシロワレモコウ(長穂白吾亦紅)
 <バラ科ワレモコウ属>
ずいぶん長いこと咲いている花だ。
湿原や沼沢地に生える多年草。


小葉は11~15個で広線形又は広披針形。

花穂は数個、円柱形、長さ2~7センチ、直立するものが多い。
花軸に短毛がある。


花糸は白色。
吾亦紅に似るが花穂が長く花が白色。


※昆虫コーナーは
去年の2月に出会ったアサギマダラの幼虫



ジンガサハムシ

<日記>
時間があったので朝から病院周り。
I先生は結構かってに休む。(他で講義もしているから」
同級生だから、薬をもらうだけで気が楽なのだけれど
そんな時は仕方ないのでA病院に行くが1週間分しかくれない。
面倒だなぁ~。後は気になっていた耳鼻科へ。
優しい女医さんだ。
だいぶ良くなったが完治しないので薬だけ処方してもらう。
午後から、ヨガに行く。
身体が固い。帰宅して読みかけの本を読む。
まりの散歩中に、同級生のSちゃんに会って立ち話。
今度、ゆっくりお茶でもしたいね。

   《俳句は冬の季語枯蓮(かれはす)》
  

枯蓮(かれはちす)・蓮枯・蓮の骨などと使う。

  枯蓮折れて水面の雲を指す 那須 淳男

 

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アカミノアカネ(赤実茜)の実・アカネ(茜)の実・ルリタテハ・俳句鑑賞

2022-11-17 08:42:18 | 草の実・昆虫・俳句鑑賞


アカミノアカネ(赤実茜)
 <アカネ科アカネ属>
初めは、アカネの実も赤から黒に変わるのかな?
と、思っていたけれどなんか違うな・と思い「教えてgoo」に投稿。
この頃は失礼だけれど、以前のように植物に詳しい人が不在。
私もそうかな?と思う程度に納得して書いている。
西日本に自生するクルマバアカネの変種。


果実が赤色に熟すのが特徴だが、それ以外は、アカネによく似ている。


茎に葉があり、稜上に上向きの刺がある。
茎は4輪生に見えて、卵形~狭卵形で先は尖る。
基部は浅い心形。柄がある。


葉柄や葉裏脈状に刺があり、縁にも見られる。


果実は無毛で赤褐色に熟す。



アカネ(茜)
 <アカネ科アカネ属>
山野の林の縁や藪に普通に生える多年生のつる草。

根は太く髭状で、黄褐色を帯び、古くから赤の染料(茜染め)として用いられた。


茎は四角で下向きの刺があり、絡みつく。

葉は4枚が輪生し、そのうちの2枚が托葉の変化したもの。


アカネ、9月の花。


<日記>
私の暖房機が去年壊れたままで、朝が寒くなってきた。

大きな家電販店まで買いに行く。
電車ならすぐなのに・・この頃疲れる。
「持ち帰ります」と言ってしまってからア~重いかなぁ~と。
(・・と言っても主人に持ってもらったのだが・・)
大型家電屋の上階で久しぶりの焼肉。(超久しぶり、美味しかった)
もう夕飯はさっぱり形のうどんで済ませた。

※昆虫コーナーはルリタテハ
寒くなっって来たのに、日中の日差しのある所で出会えた!



懐かしい群馬の我妻川の流れる温泉場の前の川で休憩。

 

  

       《俳句は季語冬薔薇(ふゆそうび)》
     

   冬の薔薇・冬薔薇(ふゆそうび)・寒薔薇(かんそうび)

   晩年や棘もたふとき冬薔薇(ふゆそうび)鍵和田 秞子 
    

 

 

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カワラハハコ(河原母子)のドライ・リョウブ(令法)の実・ウラギンシジミとホシホウジャク?俳句鑑賞

2022-11-16 09:08:10 | 野の花日記と昆虫

カワラハハコ(河原母子)
 <キク科ヤマハハコ属>
カラカラのドライ状態になっていました。
河原の砂地に群生する多年草。
茎はよく枝分かれし、葉は細く、幅,1,5ミリほど。

裏面に綿毛がが密生し、縁は裏側に巻く。

このまま、戴いて行きたかったけれど、皆で楽しむ場所だからそれは出来ませんね
クリスマスリースに使えそう🌸


これは何の赤い実?
調べてもよく解りませんでした。


リョウブ(令法)の実 
 <リョウブ科リョウブ属>
落葉高木。
葉も全て落ち、カラカラになった実のみ残っていた。
樹皮は薄片となつてはがれ、あとは茶褐色でなめらか。

冷え込みの強い標高の高い地域のリョウブは、
まだ冬芽も見つからなかった。



 


走り疲れて眠いのかな・

<日記>
昨日は、お茶の水古書会館前でMさんと久しぶりに待ち合わせ。
今回の「東京古書組合百年史」にかかわった彼女だ。
誰にでも変わらず普通に接するおおらかな人。
アボガドスパゲテイーを食べて、いつものように古書街散歩。
古本屋が少なくなった・と実感する。
お喋りもできたし、そろそろ主人も参加させてあげようかと電話する。
いつもの喫茶店「K」で待ち合わせて夕方まで時間を忘れて話が弾んだ。
また、会いたいなぁ~。
コロナじゃなければ・・・彼女の手料理が戴きたい!宜しく💛
お疲れ様でした。

※昆虫コーナーはウラギンシジミと、ホシヒメホウジャク

ウラギンシジミ
成虫の食べ物
花の蜜や樹液
腐果や獣糞など湿った路上で給水する。

幼虫の食草
クズ・フジ・クララ・ハリエンジュなどマメ科

面の翅の色
濃い目の茶色に朱色の紋 ♂
♀は白っぽい紋

冬越しは成虫越冬

下はホシヒメホウジャク


さて、いつも見事に隠れます。

ホシヒメホウジャク
日本最小のスズメガ🦋

         《俳句は秋の季語の桐の実》
         

     あをぞらに桐の実が鳴り手紙待つ 細川 加賀

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ヤドリギ(寄生木)の実・チガヤ(千茅)ジョロウグモとザトウムシ・俳句鑑賞

2022-11-15 05:33:36 | 木の実・昆虫・俳句鑑賞

ヤドリギ(寄生木)
 <ヤドリギ科ヤドリギ属>
ついつい、野草図鑑を調べてしまったが、樹木図鑑でした。
常緑小低木。
エノキ・ケヤキ・ブナ・ミズナラ・クリ・サクラなど、
落葉樹の大木に寄生し、宿主の幹にくいこんで寄生根から養分や水分を吸いとる。


こんもりと丸くなり、冬になると宿主の葉が落ちるので目立つ。

葉は対生し、先は丸く基部はくさび形。
雌雄異株。
果実は直径6ミリほどの球形で、淡黄色に熟す。


果肉は粘る。種子は1個あり、扁平で深緑色。
枝は昔から漢方で、婦人病薬に用いられる。

 


チガヤ(千茅)
 <イネ科チガヤ属>
帰り道の途中で休憩した河原に生えていてとても懐かしかった。
山地の草地や道端に群落となる。
開花前の花序をツバナと呼び、噛むと淡い甘味を感じる。


草丈30~80センチ、葉は長さ20~50センチ。
赤い雄しべがある花期よりも、
果期の白い綿毛が目立つ。



ミツバのクローバーの霜


紅葉



※昆虫コーナーはジョロウグモと、ザトウムシ🕷

お腹の赤い辺りが膨れているので、そばに小さなオスもいなかったので、
もしかしたらお腹の中かな・・
特に♂を食べるつもりでは無いそうで、目が悪いので動くものを餌として捕えて、
食べられてしまうようだ。

おなじみの足長おじさんのザトウムシ🕷

           《俳句は季語干し柿》
    
    (去年の我が家の干し柿12月末)
         今年はまだ、干したばかり。

   吊し柿・釣柿・串柿・白柿・柿干す・柿吊す・ころ柿・
   枯露柿(ころがき・柿簾)などとも使う。

   吊柿干す倶利伽羅狐があさり来る 山田 耕子

      

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ノイバラ(野茨)の実・ボタンズル(牡丹蔓)の枯れ花・トホシカメムシ ・俳句鑑賞

2022-11-14 05:37:38 | 木の実・昆虫・俳句鑑賞

ノイバラ(野薔薇)の実
 <バラ科バラ属>
落葉低木。
枝に鋭い刺が多い。葉は奇数羽状複葉で互生する。
通常裏面と葉軸に短毛が生える。


果実は直径6~9ミリの球形で赤く熟す。


冷え込みの強い場所では、黒く乾いている。





▲ボタンズル(牡丹蔓)の枯れ花
 <キンポウゲ科センニンソウ属>
花はセンニンソウと見分けがつかないくらいだが、
花後は解り易い。センニンソウの花後は仙人の髭のような実が見つけやすい。
長野辺りは、センニンソウよりボタンヅルが多く見られる・と、
私は思っている。
日当たりのよい山野に生える木質のつる性植物。


白い,もわもわふわふわ感が愉しい。





まりと走った空間



※昆虫コーナーは(黄色い)アオクサカメムシ(・でヒットしたんだけれど
検索で色いろ、調べれば調べるほど解らなくなるから不思議!)

himesijimiさんに聞くのが一番かな?
すいませ~ん💛宜しくお願いします。ありがとうございます。

和名:トホシカメムシ

節足動物門>昆虫綱>有翅昆虫亜綱>半翅目>異翅亜目>カメムシ科 体長24ミリぐらいで、大型のカメムシ。 胸部背面に4個、その後に6個の斑点がある。







     《俳句は山椒の芽だと春だけど・》
  
      画像も山椒の実だけれど~♪

   一言多き母なり娘なり山椒の芽 鈴木 栄子
  

 

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ニシキギ(錦木)の実・ズミ(酸味)の実・ヤミイロカニグモ♀・俳句鑑賞

2022-11-13 04:26:11 | 木の実・昆虫・俳句鑑賞

ニシキギ(錦木)の実
 <ニシキギ科ニシキギ属>
コマユミと間違えそうになるが、枝に翼があるのが特徴。
紅葉が美しいので錦木(にしきぎ)とついているが、東京ではなかなか
紅葉は見られない。
大きいものは5メートル以上になり、枝にコルク質の翼が発達するのが特徴。

5~6月に葉腋から葉より短い柄のある集散花序を出し、
直径6~7ミリの淡緑色の花を数個開く。


蒴果は長さ約8ミリの狭卵形で、熟して裂けると橙赤色の仮種皮に
包まれた種子が1個、
現われる。





ズミ(酸味)の実
 <バラ科リンゴ属>
落葉小高木。
別名、コリンゴとも言う。
日当たりのよい山野に生え、高さ10メートルにもなる。


花のつく枝の葉は長さ3~8センチの長楕円形または卵状長楕円形で、
基部は円形またはくさび形。
長枝の葉はやや大きく、3~5中裂するものが多い。


5~6月、短い枝の先に白い5弁の花を5~7個散形状に開く。
果実は球形で赤く熟す。
(黄色に熟すものもありキミズミと言う。)

※昆虫コーナーと言うのもおかしいのだが、
  今回は名前が解らないがクモ(蜘蛛)を撮ってみた。


🕷himesijimiさんにお願いして写真のみにします。
後から、訂正させて戴きます。
himesijimiさん、お忙しい中、すいません。
宜しくご指導願います。

ヤミイロカニグモ♀との事です。(#^.^#)
himesijimiさん、いつもありがとうございます。


「クモハンドブツク」見てるんですけどね・・「ハエトリグモハンドブック」も
見てるんですけれど・・ハエトリグモの種類かな?
貌が見えないので同定しづらいかもしれません。ネコハエトリ?

写真もうまく撮れてないのですが、宜しくお願い致します。

※himesijimiさんより、ヤミイロカニグモ♀とのお答えをいただきました。
いつも、有難うございます。お手数おかけいたしました。

此方はもっと解りませんがサシガメ類に❓襲われている状態?
どなたか,お教えいただけたら幸いです。
ハラビロマキバサシガメと、himesijimiさんより教えて戴きました。


   《俳句は秋の季語梅擬(うめもどき)》


     美少年の血潮の色に梅擬  鈴木 栄子

     はづかしき男と女うめもどき 伊藤 通明

  梅擬(うめもどき)っって、そんなに官能的かなぁ??

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ナナカマド(七竈)の実・スイカズラ(吸蔓)の実・ヘクソカズラ(屁糞葛)の実・ブチヒゲカメムシ・俳句鑑賞

2022-11-12 08:22:38 | 木の実・草の実・昆虫・俳句鑑賞

ナナカマド(七竈)の実
 <バラ科ナナカマド属>
落葉高木。
信州まで来ないとガマズミには出会えても、
ナナカマドの実には出会えない。

ナナカマドは燃えにくい木で7日間、竈に入れることで極上の炭になる事から、
この名がある。
樹皮は暗褐色で細長い皮目がある。
葉は奇数羽状複葉。小葉は4~7対あり、長さ3~7センチの披針形または、
長楕円状披針形で先は尖る。

果実は直径5~6ミリの球形で、赤く熟す。


寒い時期に真っ赤なナナカマドの実は目立って美しい・




上はナナカマドじゃないみたいだけれど・・
ガマズミでもなかった??
間違っていたら、訂正お願い致します。(?_?)



▲スイカズラ(吸蔓)
 <スイカズラ科スイカズラ属>
信州で見るスイカズラの葉は紅葉していた。
東京では寒くなると葉をくるりと巻いて寒さ凌ぎしているのをよく見かけるのだけれど。
春には枝先の葉腋に2個ずつ花をつける。


春の花(スイカズラ)
花は白色から黄色に変化する。


液果は直径5~6ミリの球形で黒く熟す。





ヘクソカズラ(屁糞葛)の実
 <アカネ科ヘクソカズラ属>
葉や茎を千切ると不快な匂いがするのでこの名がある。
秋になると直径7ミリほどの丸い果実が固まつて付く。
この実も潰すとそれなりの匂いがする。






※昆虫コーナーは、ブチヒゲカメムシ



ワンコと主人をほっぽらかして、
浅間牧場のブチヒゲカメムシと30分以上遊んでいたとあとから
言われた‼!(^^)!

その割にはきれいな写真が撮れずじまい・・・ブチヒゲカメムシ


霜の降りた雑草

お散歩をしていたら、浅間山荘事件の顕彰碑があった。
持参の🍙をここで食べる。

 

        《俳句は秋の季語林檎》

             🍎


      ニュートンに林檎わたしに塩むすび 
    

     

 

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ツルウメモドキ(蔓梅擬)紅葉・コアオハナムグリ・俳句鑑賞

2022-11-11 06:26:09 | 木の実・昆虫・俳句鑑賞

ツルウメモドキ(蔓梅擬)
 <ニシキギ科ツルウメモドキ属>
落葉つる性。
葉は互生し、倒卵形または楕円形で先は急にとがり、縁に鈍い鋸歯がある。
何と言っても今が一番華やか。秋に黄色に熟し、3つに裂けて中から
橙色の仮種皮に包まれた種子が現れる。


山野に普通に生える。


蒴果は直径7~8ミリの球形。

私事なのだが、つい先だって迄週一で、わんこと一緒に車で遠出した。
春夏秋冬、3泊~1週間ほど犬も泊まれるホテルやペンションで過ごした。

ここ数年は、月に一度か二度、ちょっと遠出するぐらいとなり、
来年の1月に最後の思い出の場所に行って免許証は返納と言う事に決めた。
人がよく行くような場所ではなく・里山のような所が好きでした。
永遠ということは無くて・いつか終わりが来る。
我が家の気儘な仕事も、もうすぐ終わりになるだろう。
ワンコと一緒に行けないのが寂しくなるけれど、これからは・
近場の公園や里山散歩に出かけるつもりでいる。









※昆虫はコアオハナムグリ

アオドウガネにしては‥毛が生えているのが気になる。
間違っていたら、ご指摘ください。(?_?)

💛himesijimiさ~ん、
お時間がある時でいいですので、宜しくお願い致します。 ^^) _旦~~

ありがとう~💘
コアオハナムグリでした!

           《俳句は季節はずれの春なのだけれど・
                 お気に入りの句で》
          
              子福桜(コフクサクラ)

   
             絵本の中きつと途中で桜咲く  桂 信子

 

 

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フユイチゴ(冬苺)リンドウ(竜胆)イイギリ(飯桐)ヨコヅナサシガメ幼虫・アカボシゴマダラ・俳句鑑賞

2022-11-07 04:04:19 | 野の花日記と昆虫と俳句鑑賞

フユイチゴ(冬苺)
 <バラ科キイチゴ属>
野川公園の冬苺です。美味しい所は食べられています。
全体に曲がった短い毛はあるが刺は無い。
長い枝を伸ばし、その先に芯苗を作る。


葉は互生し、長さ5~10センチの心形で縁は5浅裂し、歯牙状の鋸歯がある。
9月頃、枝先に白い花を5~10個開く。
果実は球形で赤く食べられる。


これから、実になります。



ミヤマフユイチゴ(深山冬苺)
 <バラ科キイチゴ科>
この一枚は、景信山で出会ったものなので、
たぶんミヤマフユイチゴだと思う。
茎は蔓状に地を這い棘がある。
葉は卵形で先は尖り淵は~5浅裂し、細かい鋸歯がある。



リンドウ(竜胆)
 <リンドウ科リンドウ属>
寒いので花の中に入ったままのヒラタアブ♪
そうだった!himesijimiさん、ありがとう)
笑ってしまいます。
葉は対生し、卵状披針形で、縁に細かい突起がありざらつく。


もう一匹、ヒラタアブが来ました💛
青紫色の長さ4~5センチあり、茎の先端や葉のわきにつく。



※明日から4日間、お休みするのでちょっと頑張って
 もう一つ、気になって掲載していなかったイイギリの実


イイギリ(飯桐)
 <イイギリ科イイギリ属>
落葉高木。雌雄異株。
葉は互生し、長さ10~20センチ卵円形で、裏面は白つぽい。

葉柄の先端にに2個の腺体がある。


果実は直径8~10ミリの球体で赤く熟す。


今年の野川のイイギリは見ごたえがある💛

※昆虫コーナーはちょっと要注意かも🐝

アキニレの看板を除いたら、ヨコズナサシガメの幼虫が集団で!

アカボシゴマダラの幼虫も、もう蛹の支度かな。

きのこは食べられませんが、たくさん生えていました。
        オオシロカラカサタケ

     俳句夏の季語月(つき)
  三日月・上弦の月・下弦の月・月白(ついしろ)
 月代(つきしろ)・月夜・月光・月明(げつめい)
    などと使う。

  さみしさはひとには告げね 月の樹々 桂 信子
   




 

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コウヤボウキ(高野箒)キッコウハグマ(亀甲白熊)コバネイナゴ・俳句鑑賞

2022-11-06 05:46:31 | 野の花日記と昆虫

コウヤボウキ(高野箒)
 <キク科コウヤボウキ科>
友人と景信山へ行った。
小仏までバスで、坂の急登を少し頑張れば行ける。
いい山だが、この時期コウヤボウキが咲いているくらいで
花に出会わなかったのが心残りだった。


山地や丘陵のやや乾燥したところに多い草本性の小低木。
枝は細く、灰褐色でよく枝分かれする。


1年生枝には卵形の葉を互生し、
2年枝になるとやや細長い葉を節ごとに3~5枚ずつ束生する。


1年生枝の枝先に白色の花をつける。
和名はこの枝を高野山で箒に使ったのでこの名がある。


ナガバノコウヤボウキ(長葉高野箒)
 <キク科コウヤボウキ科>
コウヤボウキの枝や葉に短い毛があるのに対し、
無毛であり、花は二年枝の茎頂につき、
花数が多く見える。




キッコウハグマ(亀甲白熊)
 <キク科モミジハグマ属>
実はずっと時期ではない時からこの葉っぱが気になっていて

いつか花が見たいと思っていたものだった。
葉は常緑なのでいつでも生えているのに出会うのだが、
花が綺麗に咲いているときには殆ど巡り合えなかったのです。


名前だけは知ったが、なかなか花の時期に出会えずにいた。
高さ10~30センチ。
葉身は5角形。閉鎖花になるものも多い。

景信山方面では、もうほとんど花も終わっていたし、
そんなにたくさんは咲いている方ではないようだったが、
数本に出会えたことに感謝。


※昆虫コーナーでもなかなか虫には出会えずじまいコバネイナゴかな?

   コバネイナゴ



         俳句は秋の季語紅葉(もみじ)

 紅葉(こうよう)山紅葉・谷紅葉・紅葉山・夕紅葉
   紅葉狩・紅葉酒・紅葉宿・紅葉舟などと使う。

  この辺り紅葉がよくてにぎり飯  日下部 民子
 

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