熟年の文化徒然雑記帳

徒然なるままに、クラシックや歌舞伎・文楽鑑賞、海外生活と旅、読書、生活随想、経済、経営、政治等々万の随想を書こうと思う。

コロナ・ワクチン第二回接種

2021年06月06日 | 
   今日、夕刻、コロナ・ワクチンの第二回接種が終って、ホッとした。
   鎌倉では、80才以上の高齢者の接種としては、一番早い方だが、65才以上の接種も同時に始まっているので、初日よりはかなり混雑はしていたが、上手く順調に進行していて、接種後の異常者がいるようにも思えなかったし、何の問題もなさそうであった。
   横浜をはじめ、混乱を起こしている地区もあるようだが、我々の場合には、非常にスムーズにワクチン接種を受けられたので幸せであった。

   ところが、迂闊にも、第一回目接種の日の夕食で、習慣になっているワインを飲んでしまった。
   注射を打ったときには、激しい運動や酒を控えるべしと言うのは常識になっている筈だが意識にはなかったのである。
   気になって、パソコンを叩いたら、色々な意見が出てきて、イギリスの調査で、酒を飲むとワクチンの効果が減殺されると言う記事に遭遇して、嫌になってすぐ消してしまった。
   飲んだと言っても、制限には気をつけているので、200ccを越えることはないのだが、主治医の先生に聞いたら、「大丈夫ですよ」、
   今日、接種時に、先生に聞いたら、「心配ないです」、
   運を天に任せる以外にない。

   さて、何らかの理由で、予約が出来なかった高齢者に対しては、救済措置として、市役所から接種場所や日時を指定した案内状が送付されているようである。
   パソコンを使えない高齢者や、何時間も根気よく電話をかけるのに堪えられなかったり、頼りになる若い身寄りのない高齢者などが沢山居るはずで、アクセス困難で早いもの勝ちの予約制度で対応するなどは愚の骨頂であり、このように、最初から、指定制の案内状を送って個人の意向を勘案して微調整するなど、混乱を避ける方法はいくらでもあったはずである。

   素人の暴言覚悟で言わせて貰ったら、今回のパンデミック対応で、一番残念であったのは、日本で、ワクチンの開発が出来なかったこと。
   「何故、一番でないといけないのですか、二番ではダメなのですか」、とか言った政治家がいたが、日本人の大半は、日本の科学技術は、世界でもトップ水準だと思っているはずで、政府が、膨大な先行投資をして、医薬品業界を鼓舞すれば、必ず、ワクチンが出来ていたであろうと信じていたと思う。
   トランプは、無茶苦茶だが、ワクチン対応の戦略戦術は正しかった。

   もう一つ、日本で、オリンピック・パラリンピックを開催するのなら、世界に先駆けて真っ先に、国民全員へのワクチン接種を終えて、開催を待つのが当然であるはずだが、新興国や途上国の一部にさえ後れを取って、先進国では、最も遅れた国になっているという、目も当てられないような惨状。
   理由は色々あるであろうが、政治の貧困と言うべきか、箍が外れてしまっている。
   こんなj常識の内閣であるから、ご意見番として良識の砦である筈の尾身会長の警告に対して、
   「尾身会長を黙らせろ」菅首相逆ギレ命令〈冬コロナ危機 医療崩壊は人災だ! 〉文春オンライン
   トランプのファウチ博士追放事件の日本版とも言うべきか、

   余談だが、今日の連敗で、阪神が、あやしくなってきた。
   今シーズンは、快進撃で期待していたのだが、何十年も前の昔の嫌な新聞のタイトルを思い出した 
   ”強そうで頼りにならないのは、日本の円と阪神と朝潮”
   私が阪神ファンなのは、生まれ育ったのが甲子園球場の側で故郷であるからだが、別に、スポーツファンでもないのに、阪神の勝ち負けだけは気になっている。
   
   
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