
今日、三越劇場で、日経健康セミナー「あなたの足は大丈夫ですか?」が開講されたので、始めて出かけた。
聴講者の大半は、老人で、それも65歳以上と思える所謂老人で、女性客の方が多い感じだった。
私の場合は、野次馬で聴講生になったのだが、問題を抱えて来た人が多かったのか、熱心にメモを取っていた。
基調講演は、東京医科大学の重松宏教授の「末梢の動脈疾患と静脈疾患について~閉塞性動脈硬化と下肢静脈瘤を中心にして~」であった。
女性客が多かった所為か、静脈瘤の方の話が長かったが、後半のパネルディスカッションでも、仁科亜季子さんと吉本恵さんの出演なので、どうしても女性中心となるのだが、女性の20%が罹病者だと言うから悩んでおられる人も多いのであろう。
しかし、救いは良性なので命に関わりがないと言うことである。
ところが、問題は、男性に多いと言う閉塞性動脈硬化症(ASO)の方で、足の動脈硬化による血流障害が結構多くて、注意すべきは、足だけではなくて頭や心臓など他の部位にも問題があるケースが可也あると言う。
「人は、動脈とともに老いる」と言うことらしいが、たかが足と言って軽視する訳には行かないと重松先生は仰る。
治療法は、薬物療法、血管内治療、外科療法などのようだが、心筋梗塞や狭心症の場合と同じである。
技術の進歩で、「細長い管を血管の中に入れ、管の先につけたバルーンを膨らませて血管の動脈硬化により狭くなった部分を広げ、金属製の網状のステントを入れて治療する」といとも簡単に仰るが、大変なことで、年は取りたくないと思う。
糖尿病に注意すべきとのことだが、メタボリック・シンドロームなど、とにかく、医学知識の普及で心配ごとが多すぎる世の中、ケセラセラと行かなくなってきたのが、少し寂しい気がする。
いずれにしろ、歩くことが良いらしい。
スペインなどでは、夕方、何の目的もないのに、みんな散歩に出かける習慣がある。
しかし、あのようなぶらぶら歩きは、精神衛生上はともかく、健康に取ってはそれ程プラスにならないらしい。
最近、一寸凝った万歩計を買って持っているが、歩くことは健康に効果的だと言うが、それ程カロリーを消費せず、肥満防止に効果がないことを知って少しがっかりしている。
とにかく、大切な健康だが、気にはなるがままならない。
聴講者の大半は、老人で、それも65歳以上と思える所謂老人で、女性客の方が多い感じだった。
私の場合は、野次馬で聴講生になったのだが、問題を抱えて来た人が多かったのか、熱心にメモを取っていた。
基調講演は、東京医科大学の重松宏教授の「末梢の動脈疾患と静脈疾患について~閉塞性動脈硬化と下肢静脈瘤を中心にして~」であった。
女性客が多かった所為か、静脈瘤の方の話が長かったが、後半のパネルディスカッションでも、仁科亜季子さんと吉本恵さんの出演なので、どうしても女性中心となるのだが、女性の20%が罹病者だと言うから悩んでおられる人も多いのであろう。
しかし、救いは良性なので命に関わりがないと言うことである。
ところが、問題は、男性に多いと言う閉塞性動脈硬化症(ASO)の方で、足の動脈硬化による血流障害が結構多くて、注意すべきは、足だけではなくて頭や心臓など他の部位にも問題があるケースが可也あると言う。
「人は、動脈とともに老いる」と言うことらしいが、たかが足と言って軽視する訳には行かないと重松先生は仰る。
治療法は、薬物療法、血管内治療、外科療法などのようだが、心筋梗塞や狭心症の場合と同じである。
技術の進歩で、「細長い管を血管の中に入れ、管の先につけたバルーンを膨らませて血管の動脈硬化により狭くなった部分を広げ、金属製の網状のステントを入れて治療する」といとも簡単に仰るが、大変なことで、年は取りたくないと思う。
糖尿病に注意すべきとのことだが、メタボリック・シンドロームなど、とにかく、医学知識の普及で心配ごとが多すぎる世の中、ケセラセラと行かなくなってきたのが、少し寂しい気がする。
いずれにしろ、歩くことが良いらしい。
スペインなどでは、夕方、何の目的もないのに、みんな散歩に出かける習慣がある。
しかし、あのようなぶらぶら歩きは、精神衛生上はともかく、健康に取ってはそれ程プラスにならないらしい。
最近、一寸凝った万歩計を買って持っているが、歩くことは健康に効果的だと言うが、それ程カロリーを消費せず、肥満防止に効果がないことを知って少しがっかりしている。
とにかく、大切な健康だが、気にはなるがままならない。