熟年の文化徒然雑記帳

徒然なるままに、クラシックや歌舞伎・文楽鑑賞、海外生活と旅、読書、生活随想、経済、経営、政治等々万の随想を書こうと思う。

路傍の花・タンポポ

2005年04月28日 | 花鳥風月・日本の文化風物・日本の旅紀行
   野道を歩くと、暖かくなって一度に緑が深くなった雑草の間に、タンポポが黄色い花を強力に誇示して咲いている。
どんなに雑草が強くても強引に顔を出す、実に強い野の花である。
   白い種の綿帽子が実に優雅でやさしい。一度黄色い花が落ちると花びらが萎んで再び開くとふんわりとした種の花を開く。
しかし、今度は、強い風に煽られるとひとたまりもなく飛んでしまう。
   儚げに風に靡いている背の高い菜の花とは対照的に、しっかりと大地にしがみ付いている。タンポポの方が、黄色が深い。
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