熟年の文化徒然雑記帳

徒然なるままに、クラシックや歌舞伎・文楽鑑賞、海外生活と旅、読書、生活随想、経済、経営、政治等々万の随想を書こうと思う。

わが庭・・・椿:仙人卜半咲く

2020年03月03日 | わが庭の歳時記
   唐子咲きの卜半の仲間仙人卜半が咲いた。
   仙人と言えば、一寸ニュアンスが違うが、深山幽谷の竹林の七賢人くらいの雰囲気の人物を想像するのだが、この椿は、オリジナルの卜半より派手派手で、何が仙人なのか分からない。
   花心の花弁化した蘂が、唐子の頭に似ているので、唐子咲きと言うようだが、この複雑な花姿に興味を持って、唐子咲きや獅子咲き、牡丹咲きの椿を意識して育てている。
   
   
   
   
   

   オリジナルの卜半も、花を開き始めた。
   この椿は、深紅の花弁から、真っ白な唐子を覗かせて品があって良い。
   ところが、よく見ると、白い花弁化した蘂のはずだったのが、一部、オリジナルの黄色い雄蘂が出てきていて、非常に興味深い。
   このようなバリエーションが、ガーデニングの楽しみでもある。
   
   
   
   

   やはり、赤紫の千重咲きの至宝は美しい。
   二つ蕾をつけたところは、すべて、蕾を一つ落としたのだが、このところだけは二つ残して咲かせた。
   昨年は、千重咲きが乱れて、中心が二重になったり歪になったりしたのだが、今年は、まずまずの花姿なので、喜んでいる。
   もう、2メートルの大きな木に育ったので、タマグリッターズや式部、フルグラントピンクは、咲き続けており、沢山の落ち椿で地面を染めている。
   ただ、サザンカのように、ひらひらした花弁ではなく、ぼってりとした落ち椿なので風情に欠けるのが難である。
   
   
   
   
   
   
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