
平成22年の『酒蔵みてある記』がスタートです(ホントは年末に1回あったんですが、忘れていて不参加、笑)。
今回は近鉄名古屋線千代崎駅から千代崎海岸を歩いて途中、大黒屋光太夫記念館に立ち寄り、日本酒『鈴鹿川』を製造する清水醸造を訪れ、伊勢若松駅でゴールというルート(約5km)です。
清水醸造HP:
清水酒造株式会社

まずは9:35頃に千代崎駅で下車。『酒蔵見てある記』の受付が改札を出てすぐの場所にあるため、かなりの行列で改札近辺は大混雑。

左:千代崎駅。
右:B4サイズのルートマップ(画像をクリックすると拡大)をもらってスタート。
昨年に引き続き、相変わらずの大人気。地図を見なくても前の人たちについていけば目的地にたどり着けます(笑)。

左:少し歩いてすぐに千代崎海岸に出ます。その後しばらく港沿いに歩きます。海岸を歩くのは『酒蔵見てある記』でも珍しいのでは?
右:港の海面には鳥がいっぱいいました。

左/右:大黒屋光太夫供養碑の解説(それぞれ画像をクリックすると拡大)。

大黒屋光太夫記念館すぐ手前にある小川神社。一応、賽銭を入れてお参りをしました。

大黒屋光太夫記念館。銅像が立っています。
入場無料で一通り見学しました。建物はこぢんまりしていて、20人ぐらいが入ると一杯になりそう。
光太夫の旅したルートの解説があり、光太夫の書いたロシア語の書が多数展示されていました。また、『解体新書』の前野良沢とも親交があったと知りました。
ここで知った小ネタ(日本語になっているロシア語):
イクラ(ロシアでは「魚卵」一般)、カンパ、ウォッカ、ノルマ、セイウチ、オホーツク(海)、アジト、コンビナート、ボルシチ
ここでは鈴鹿茶のふるまいがありました。

その後、ルート通りに歩くと千代崎~伊勢若松の海岸をしばらく歩くことに。平坦ですが、景色はいいです。

左:11時ごろ、目的地の清水醸造に到着。この建物は新しいほう。
右:中の様子。

左:こちらは古いほうの建物。結構並んでいます。
右:中の様子。

左:ずいぶんと並んで・・・
右:くじ引きです。ちなみにワタシは「ハズレ」でした。

左:甘酒の振る舞い。
右:日本酒の利き酒。銘柄は『鈴鹿川 吟醸』。

今回こちらで販売されているお酒は3種類。でも、通常だと、720mlは
『鈴鹿川 吟醸』1,260円、
『鈴鹿川 純米吟醸 中取り』1,838円
となっているので(『鈴鹿川 しぼりたて』の通常価格は不明)、ほんのちょっぴり値引きされています。

酒蔵では、鈴鹿産の色々なものが売られていました。
左:大黒屋光太夫あられ
右:伊勢しぐれ煮

左:大徳屋長久『小原木』(和菓子)
右:魚長『穴子寿司』
いずれも地元では有名デス。

左:酒まんじゅう
右:伊勢茶

酒蔵の外の広場でお弁当などを食べる参加者。ワタシはあまりお腹がすいていなかったので、昼食はパス。

清水醸造を出て5分少々歩くと、コース終点の伊勢若松駅に到着。時刻は11:50。
駅前にはまたまた大黒屋光太夫の像が。こちらは金のメダル(エカテリーナ2世から下賜されたもの?)が胸に輝いています。

こんなところで、本日の『酒蔵見てある記』を終わろうかと思ったところ、駅前の地図に「長太(なご)の大楠」の絵が(画像をクリックすると拡大)。
ワタシのウォーキングはもうしばらく続きます。