今年最初の映画は『AVATAR』。ジェームスキャメロンの久しぶりの作品。
内容自体はテレビCMを見ていたら、だいたいストーリーが予測できるので、それほど期待はしていませんでしたが、3D表現がすごいとのことで、どんなものか観てみたくなりました。
で、映画館では2D版(字幕)と3D版(吹き替え)の両方を上映していたのですが、3Dを観るために吹き替え版を選択。本当は字幕のほうが好きなのですが。
3D版は2D版よりも料金が高く、普通のサングラスタイプの3D眼鏡をもらえるのですが、自分の眼鏡にクリップするタイプのものが300円で売られており、こちらを購入。無料でもらえるほうは、眼鏡の上に眼鏡をかける形になるので、つけていてかなり違和感を感じるので。
実際に手にしてみると、300円の割には結構しっかり作ってあり、1,000円と言われても疑問に思わない感じ。クルマに乗る時、反射がまぶしいときにも使えそうです。ただ、いっしょにくれたケースは厚手のビニールなので、眼鏡を曲げてしまいそうであまり意味がないような。
また、レンズ自体もプラスチックなので、使い捨てでないとはいえ、10回も20回も使えそうには見えません。
さて、映画のほうですが、まだ学校が始まっていないということで、平日にも関わらず座席はほぼ満席。大人も子供も、色々な人が見にきていました。
期待の3D映像は、近距離の映像では立体感がかなり強烈に感じましたが、遠景描写ではそれほどでもありませんでした。でも、もともとの映像が立体感のあるCGで出来ていることもあるので、映画が進むにつれ、3Dでなくても十分じゃないか、とも思いました。
Yahoo! 映画の『アバター』ジェームズ・キャメロン監督 インタビューの一部を引用すると、「人類の歴史というのは、インベージョンすなわち侵略に血塗られた歴史なんだ。原住民たちは、すべてのものを破壊されて、たくさんのものを奪われてきた。自分たちの欲求を満たすために、ほしいものはすべて奪う。それが侵略だよ。じゃあ侵略される側はいったいどんな気持ちなんだろう? そういう被害者の側から描いたのがこの映画で、いったい政治家たちがどんなことをしているのか、地球の人たちに目を開いて見てほしいというメッセージがこめられているんだよ。 」と語っており、ワタシは3Dのすごい映像表現よりもキャメロン氏のメッセージを映画から強く感じました。
ただ、最後がハッピーエンドで終わらなければ、氏のメッセージを強烈に観客に伝えられるような気もしますが、子供でも観られるエンターテイメント映画としては仕方のないところでしょうか。
この映画を観て、ようやく『ワーナーマイカルシネマズ ポイントカード』が5ポイントたまりました。これで次の映画が1回無料で観ることができます。『のだめカンタービレ 最終楽章 全編』を観るつもり。 |