新入部員に驚かされた1日でした

練習試合の1日。しかし、レギュラーが午前3人、午後は1人だけという有様。そんなことを半年も続けているわけですから、チーム力が伸びるはずもなく・・・・・。

そういう中で、3年生の大型新入部員を、たった3日間の練習経験だけでデビューさせるはめになりました。ところがこの子のプレーにビックリ仰天。試合中、バックレフトの動きをマンツーマンで指導していましたが、試合の中盤ころ、
「先生、なんとなく解りました!」
と言ってきました。そこでアドバイスをやめて完全に任せてみると、ちゃ~んとボールの所へ動くし、何本かレシーブも上げてくれました。
他チームの試合中も、いろんな選手のプレーを見ていて、試合の合間に「フローターサーブ」や「トス」のマネをして、黙々と一人で練習している。私が相手をしてあげると喜んでどんどん吸収しようと目を輝かす。大した子です。

何とこの3年生は、2年生の時に「年間120冊」の読書もした子で、3年生の私のクラスになった今は、高学年でも読めないような「日本の歴史」という本を楽しそうに読んでいます。
「昨日読んだところにはどんなことが書いてあったの?」
と聞くと、
「石器とか、何か使う道具のことが書いてあった。」
と平然と言う。休み時間に、
「先生、先カンブリア紀って何のことですか?」
「学校の図書室にはこういう本はいっぱいありますか?」
と質問してくる。読書で鍛えに鍛えられた脳みそには、バレーボールの動きくらいは、すぐに把握できると思わせるくらいのスーパー3年生の登場です。

練習試合に出てみて、本人はセッターをやってみたくなったらしい。この子のかしこい頭脳なら、それが良いかもしれませんね!
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