スーパーエースの開眼近し

まずはじめに、11月の課題を再確認しておきます。
少なくとも前衛の攻撃陣になろうと志している子は、これができないとポジションを取ることができません。
とくにオーバーハンドの安定度を10倍増することにこだわって、11月の練習を続けることにします。ひまさえあればオーバー練習をしましょう。

【11月の課題】

(1)オーバーハンド技術を徹底的に練習すること

(2)レセプションの安定度を増すこと

(3)スパイクの決定力を倍にあげること

(4)サーブのコントロールを良くすること


ところで、今日の都大会で優勝したのが三砂、3位で関東大会出場権を獲得したのが小岩だったようです。第3支部の2チームが素晴らしい成績を残しました。本当におめでとうございます。辰巳ジャンプも来年は、この2チームの成績に近づけるように、そして超えられるように目標を強く意識して頑張りましょう。

そんな都大会決勝の裏で、東京各チームは、新チームのチーム作りを着々と進めています。辰巳ジャンプも世田谷区遠征をしました。都大会常連のチームにまざって10セットの練習試合。5年生10人全員を出場させながら6勝4敗と勝ち越せました。一人ひとりが長所を発揮してくれましたが、中でも4番W.Yのスパイク力が日に日にあがっています。今、私はここに最大の指導ポイントを置いています。昨日の練習で、最高到達点がどのくらいなのかをはっきりさせました。現時点で2m40cmの高い打点で打つことが可能だと分かりました。5年生の今時点でこの高さですから、6年生になった頃には2m50cmを超える可能性があります。そうなると相手小学生のブロックはいないも同然になります。この高さを駆使しながら、右から左からあらゆる選手が攻撃をしかけていくことができる「ドリームチーム」を生み出すことが可能な辰巳チーム。こんな楽しいチームは20年に1度しか巡り合わないでしょう。

今日の練習試合でも、後半でセッターに「W.Yにトスを集めなさい」と指示をし、打数を増やしました。本人も監督の私に、
「今日は真下にスパイクを打てるようになりました。」
と笑顔でアピールしてきました。よほど手応えを感じていたのでしょう。ならば良い結果を出すだろうと思い、トスを集めさせました。案の定、ブロックの上でスパイクを打っているし、普通はブロックにかかるスパイクが相手レシーバーの前に決まるので、小学生では拾うことが難しい。

辰巳ジャンプのスーパーエース、開眼は近いです。



余談ですが、ここ2週間、当ブログの1日のアクセス数が300~400人あります。都大会にも出ていないチームのアクセスがこれほど高いということは、都内各チームが新チーム情報にアンテナを張り始めているという証拠。すでに2014年シーズンは始まっています。


【本の紹介】このマンガ、けっこう面白いです。
不沈アタッカー(1) (ヤングマガジンコミックス)
クリエーター情報なし
講談社
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