都大会を応援席から観て

第38回ミカサ杯教育大会東京都大会に出場しました。

チームは出場しましたが、監督の私自身は仕事のため午後にかけつけるパターン。チームスタッフに監督代行をお願いしましたが、代行登録すると監督は第2試合もベンチには入ることができないということを初めて知りました。頑張ってかけつけてもベンチに入ることができないのか・・・・・朝一で連絡を受けて、このルールはなんとかならないのかなぁ、どのチームもこういうことがあるにちがいない。ベンチスタッフなのだから、融通をきかせるようなルールにならないかなぁと思いました。これで2回連続、監督としての都大会出場を逃しています。仕事の立場上、頑張ってもどうにもならないこと。次のファミリーマートカップで都大会に行ったとしても、早い試合だと、またベンチに入ることができません。だからこそ、子供たちの基礎技術や戦略眼、心を強く鍛えることが必要になってきます。もしベンチに大人がいない状態でも、自分達の力を100%発揮できる子供たちに育て上げる。
そんなことができるのでしょうか?
やるしかありません。


今日の試合は、1回戦を順調に勝つことができました。これで中1の先輩たちの成績を超えられました。技術が未熟な状態の今のチーム。それでも1勝できたことは大きい。教育大会で一歩前進しました。次のファミリーマートカップで三歩前進できたら合格としましょう。三歩とは、3勝のこと。3勝するとベスト8に入っていきます。これを最低目標にしましょう。そこから先は運を天に任せましょう。今年の辰巳ジャンプの最大の目標は東京新聞杯です。チームの完成形を作るには、ここまでかかるでしょう。

さて、今日の2回戦。他支部2位チームとの試合。第1セット15点までは順調に勝っていました。16-15で相手にサーブが行き、なんとここから5連続失点。一番強気を出し、120%の力を出して勝負を決めてしまおうという時なのに、完全に足が動かなくなり、声も出なくなる子供たちの姿をスタンドで見ていて、正直驚きました。ああ、この子たちはもっと追い込み型の練習をして、厳しさを乗り越えることをしていかないと、肝心なところで精神的に逃げてしまうんだということを感じました。

2セット目は、アタッカー陣が崩壊。スパイクが決まらないどころかコートに入らない。いつもの負けパターンに完全に陥りました。完敗、というか完全自滅です。



5月までの課題。

(1)絶対的なエースアタッカーを育てること

(2)点の取れるサーブを打てるようにすること

(3)レシーブ力を5倍増すること

(4)セッターの判断力、精神力を鍛えること

(5)メンタルマネジメントをすること


負けはしましたが、負けた気がしないというのが正直な気持ちです。スパイクやサーブを決められたのではない。スパイクミスで点をあげてしまっただけです。スパイクまでもっていけているわけですから、あとは決めればよいだけです。ブロック力だって高いし、サーブもそんなに悪くはない。これまで都大会に出場できた歴代辰巳ジャンプの中では、アタッカーの決定力だけがガクッと落ちる。

一気に成長しよう! アタッカーたち!!!
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