3月から個人成績をリセットし、通算成績でその日のレギュラーを決める状況にしました。これまでの技術イメージを振り払い、客観的に「今から未来に向かっての努力」を評価します。キャプテンでさえもウカウカしていられない競争が始まりました。サーブ効果率を基本としますが、スパイク決定率も加えて点を取れる子がコートに立つことにしていきます。大変だね、今年の辰巳ジャンプのレギュラーになるのは。
【通算成績】
(サーブ効果率)
1位 K.S 136.1%
2位 A.R 123.5%
3位 N.M 122.6%
4位 E.R 122.2%
5位 A.H 121.4%
6位 W.Y 117.4%
7位 K.R 108.7%
8位 O.R 108.0%
9位 I.N 103.6%
10位 H.A 100.0%
(スパイクブロック成功率)
1位 H.A 87.5%(決定数差で1位)
2位 N.M 87.5%
3位 I.N 77.8%
4位 W.Y 77.3%
5位 K.S 66.7%
ここにレシーブ力、トス力を加えて、今日の段階でデータ的にレギュラーを決めるとこうなります。
(セッター)A.R
(レフト) H.A
(センター)W.Y
(ライト) K.SかN.M
(レフトB)A.H
(ライトB)E.R
こうした指導方法は普通はしないのでしょうが、私は10人の5年生の全員にレギュラーの可能性を残してあげたいし、自分の主観、感覚でレギュラーを決めては不公平だと思っているので、いつもの年よりも細かくデータを取っているつもりです。もっと細かくレシーブのデータを取ることも可能なので、子供たちが努力しているのですから、指導する私も、子供たちが励みにし、目標にし、そして納得のいくデータを教える努力をしなくてはいけないと思っています。
3月は毎週、練習試合をしていきますので、通算成績が上がるようにがんばってほしい。
もうひとつレギュラーの資格を示すとすると、「リーダーシップを取れる子」は外せません。だからH.Aさんを外せないのです。自分のことばかりでなく、いつもチームのことを考えているからです。仲間に勇気を与える努力を全員がしましょう。そしてコーチ陣が「そこまで声を出したらのどがつぶれちゃうからやめなさい」と言われるくらいに頑張れる子が辰巳ジャンプには必要です。