今週は4年生が学級目標を考える学習予定を立てていましたので、昨日は3組、今日は1組を興味深く参観しました。
子供たちがどのような考えをもっているか、知りたかったためです。
写真画像の黒板は、4年3組の子供たちが全員で意見を出し合ったものです。
その内容を少し整理した状態で紹介します。
【行動面】
・自分から行動
・すばやく行動
・れいぎ正しい
・たいどがいい
・めりはり
・人の話をよく聞ける
・時間をまもる
・せいりせいとん
・けんかがない
【心の面】
・ものを大切に
・人をきずつけない
・うきうき
・やさしく元気
・楽しく明るいやさしい
・きりかえはやい
・元気
・きずなをふかめる
・元気なかよし
・毎日楽しい明るい
・人をきずつけない
・人思い、心やさしい
・たすけあう
・なかよくたすけあう
・明るい
・元気のある、楽しい
・あきらめない
【体の面】
・けんこう
・元気、じょうぶ
【頭脳面】
・かしこい
おそらく三本立てくらいの学級目標に担任と一緒にまとめるのでしょう。
それを暗唱できるくらいにしていくことができれば、目標達成はまちがいないと言えましょう。
さて、校長の私がこのところ週に1回程度、本校職員あてに発行している「校長通信」なるものがあります。
目標ということについて「望めば叶う」(ルー・タイス著)という著書から引用し、来週職員に配る予定の文章がありますので、ここでも紹介しておきます。
【ここから引用】
目標を設定するかしないかで、ほんとうに最終的な達成感に違いが出てくるのだろうか。
一言で言えば、答えは「その通り」である。
わたしは何年も前から、みなさんの手伝いをして、正しい目標設定こそすべてを可能にする現実的な習慣であることを理解してもらってきた。
こんな例がある。
1953年のエール大学卒業生を対象とした調査だ。
学生たちに、彼ら自身についていろいろ質問したのだが、そのなかに目標に関する項目が三つあった。
「あなたは目標を設定していますか?」
「その目標を書きとめてありますか?」
「目標を達成するための計画がありますか?」
全部の質問にイエスと答えたのは、学生の3%にすぎなかった。
20年後、追跡調査が実施された。
その結果、目標設定に関する質問にイエスと答えた3%の学生は残りの学生に比べて幸せな結婚をし、選んだ職業でも成功し、家庭生活にも満足し、健康状態も良好だった。
それだけではない。
53年卒業生の総資産の97%は、この3%の手に集中していたのだ。
これでおわかりになっただろうか。
はっきりした目標を決めると、それまでは閉ざされていたチャンスが開かれ、これからお話しするような、一生を通じて役に立つプロセスが始まる。
【引用ここまで】
なんとなくの目標はいけません。あって無いようなものです。
しっかり紙に書いて、記憶に残してこそ、目標は実現に近づきます。
ちなみに、本校の目標は「よ・い・こ」の三目標です。
(1)よく考え、進んで学習する子ども
(2)いつも元気で、じょうぶな子ども
(3)こころ豊かで、やさしい子ども
本校に関わるすべての人が言えるようになることが、校長の私の目標です。