全校朝会の話「ハインリッヒの法則」

今、朝の挨拶をした6年生の代表に皆さんから、「廊下を走らないように気を付けましょう」という呼びかけがありました。そのことと関係ある話をします。
ハインリッヒの法則というものがあります。
この法則によると、1つの重大事故が起きる周りには、29の小さな事故が起きていると言われます。
重大事故とは、病院へ行かなくてはならない怪我をしたというような、重い大きな事故のことを言います。
そんな重大事故の周りには、例えば、転んで傷を作ってしまうとか、けんかしてたんこぶができてしまったとか、病院に行くほどではない事故や怪我が起きていると言われます。
重大事故と小さな事故を含めた30の事故の一つ一つに、ヒヤッとしたことや、ハッとしてしまうような出来事が10ずつ起きています。
30かける10で、3年生以上なら計算できますね。300回の気付かないヒヤリハットが起きているということです。
廊下を走るということは、誰かとぶつかってしまうこともありますから、ヒヤッとする行動になります。
自分が走っていなくても、他の人が走ってきて、ハッとすることもあるでしょう。
そういう小さいことに気を付けていくことが大事だというのがハインリッヒの法則の注意ポイントです。
今週は、5,6年生で鎌倉での班学習を予定しています。
鎌倉で重大事故にならないようにするためにも、毎日の学校生活で廊下を走らないという「小さなヒヤリハットを防ぐ行動」を、全校のみんなでしていきましょう。

さて、今日から教育実習の先生が矢口小に来ています。
2年2組を中心に先生になるための勉強をすることになりますが、他のクラスにも授業参観で行ったり、休み時間に皆さんと一緒に遊んだりします。
いつもはいない先生がいるなと思ったら、その方が教育実習の先生ですから、ぜひ話しかけてくださいね。
コメント ( 0 ) | Trackback (  )