子供たちには誠に申し訳なかったことですが、全日本三次予選直後に私の体調が悪い方に急変し、最悪の場合は命を落とす危険もあったため、最低限度以下の指導しかできなかった。練習試合もあえて組まなかった(組めなかった)。そのため、1か月ぶりの対外試合になった夏季大会出場決定戦だったのです。私が球出しをできるようになったのも最近のこと。それでもチームの保護者の皆さんの協力と子供たちの努力のおかげで、「最低でも出場権は取る」と目標を決めて挑んだ今日の試合は、ギリギリでなんとか出場権を勝ち取ることができました。
矢口 2{21-9,21-15}0 S・Gチーム
矢口 0{13-21、17-21}2 O・Eチーム
矢口 2{15-21、21-11、15-4}1 S・Dチーム
今日の最高殊勲選手賞は、試合には出られませんでしたが、チームの勝利に向けて効果的な声をかけ続けた5年生のT.Aさんです。3試合目に1セット目を取られ、精神的にも追い込まれた直後、試合をしている子たちが楽な気持ちになれるような言葉を次々とかけてくれました。
「発狂するくらい声出せっ!」
「応援団長ならもっと大声出せっ!」(運動会で応援団長をした2人がレギュラーで試合に出ているため)
その誰も考えないような声かけを聞いて、チームのみんなは驚き、笑顔を取り戻し、最後には本来のノリノリの状態を取り戻すことができたのです。この子は、アンダー10で優勝した試合でも、大量点差で負けていた試合でこの子の連続サーブで大逆転しました。ここ一番という場面で、大人も想定できない何かをやってくれる星の下に生まれてきた子なのかもしれません。
例年は8月中旬に行われていた夏季大会ですが、今年は9月1日という遅めの時期なので、チームとしてはとても好ましいタイミングで、モチベーション高く練習をしていくことができます。夏休み中の大きな目標ができました。東京新聞杯で都大会出場を勝ち取るためには、この夏季大会で優勝する必要があります。今日の現状では、夏季大会に出場する6チームのうち最下位レベルですから、これから2か月半の間、かなりの努力が必要です。レギュラーもどんどん変えていきます。明日から練習の出欠を取っていきます。レギュラーの最低基準は練習を休まないということになります。どんな理由があっても、練習を休む子にレギュラーポジションはあげられません。
もうひとつの目標があります。
「アンダー10大会」が7月にありますね。4年生がいない矢口タートルズなので、1~3年生で試合に出ます。まだまだチームらしくなっていませんが、新しく入った1,2年生のやる気が練習のたびに上がっています。次の目標で練習してほしいと思っています。
(1)全員がエンドラインからサーブが入る。
(2)自分のコートにはボールを落とさないで、なんとか相手に返す。
(3)そのために、一人アンダーハンド100回を6月中にできるようにする。
かなり高い目標ですが、試合に出るなら、そのくらいはやらないといけません。
個人成績(上位3人)
(サーブ得点率)
1位 N.A 73.3%
2位 N.S 64.7%
3位 I.H 63.3%
(サーブ成功率)
1位 I.H 86.7%
2位 F.Y 83.3%
3位 N.S 82.4%
(サービスエース率)
1位 N.A 36.7%
2位 N.S 35.3%
3位 I.H 33.3%
(スパイク成功率)
1位 N.A 77.8%
2位 I.H 69.7%
3位 F.Y 66.7%
(総得点)
1位 I.H 42点
2位 N.A 29点
3位 F.Y 19点