今日のサーブ得点率第1位は2年生でした!(拍手)

それではまず始めに今日の練習試合の個人成績です。2,6年チームと3,5年チームは別で出しておきます。

【サーブ得点率】
(2,6年チーム)
1位 T.Y(2年)71.4%
2位 N.S(6年)54.2%
3位 I.H(6年)53.3%
(3,5年チーム)
1位 T.K(5年)69.4%
2位 Y.K(5年)68%
3位 T.A(5年)60.9%

【サーブ成功率】
(2,6年チーム)
1位 S.N(2年)T.H(2年)100%
3位 N.S(6年)95.8%
(3,5年チーム)
1位 S.H(3年)100%
2位 T.H(5年)93.8%
3位 T.A(5年)91.3%

【サービスエース率】
(2,6年チーム)
1位 I.H(6年)33.3%
2位 N.S(6年)25%
3位 F.Y(6年)21.7%
(3,5年チーム)
1位 T.H(5年)40.6%
2位 T.K(5年)38.9%
3位 T.A(5年)30.4%

【スパイク成功率】
(2,6年チーム)
1位 N.S(6年)100%
2位 I.H(6年)75%
3位 N.A(6年)72.7%
(3,5年チーム)
1位 Y.K(5年)100%
2位 T.A(5年)83.3%
3位 T.H(5年)73.9%

【総得点数】
(2,6年チーム)
1位 I.H(6年)43点
2位 N.S(6年)F.Y(6年)16点
(3,5年チーム)
1位 T.K(5年)38点
2位 T.H(5年)36点
3位 T.A(5年)21点

6年生がそろわず、レフトバックをうめた2年生の頑張りが目立った今日の練習試合でした。相手の6年生が打ってくるスパイクが強くて怖くて、途中で泣いてしまう場面もありましたが、それでも逃げずに頑張った。涙を流したT.Yさんがなんとなんと、サーブ得点率のチーム第1位になりました。私は、6年生のスパイクが怖くて涙しても、次は拾うと決意して試合から逃げない子が大好きです。なぜなら絶対にバレーボールが上手になるからです。「心こそ第一なり」です。伸びる子供の心というものはあるのです。生まれつきのものなのかもしれません。

また、今日は初めて練習見学に来た3年生男子がいましたので、「試合に出てみる?」と聞いたところ、「出てみたい」ということでしたので、「危ないと思ったら逃げてもいいからね。」と怪我防止対策をしての試合出場させました。ところがいきなりサーブは入るはレシーブを上げるはで、衝撃的なデビューを飾りました。どうやら3年生部員といっしょに学校の休み時間にバレーボールを練習していたようです。それにしても練習に来ていきなり普通に試合に出ているのは、今の6年生エースが入部して以来のことですね。男子ですから、現6年生エースを超える可能性がありますよ。

3年生は最近入部した背の高い女子S.Yさん(すでに140㎝以上ある)も、ボールを怖がることなく向かっていく強気の子。今日の試合間に、「今日は初めて練習試合を見たり、試合に出たりしたけれど、どのポジションをやってみたいと思った?」と聞いてみると、「真ん中のセンターをやってみたいです。」と、これまた驚きのポジティブ発言。こういう子は間違いなく伸びます。

紹介した3年生2人とも、おそらく6年生になる頃には160cm前後の身長になるでしょうし、今の2年生も、今日サーブ得点率チームNO1になるような子ですし、これまでいるベテラン3年生も、非常に人柄と頭の良い優秀な2人ですから、あと3年間、私が指導することができれば、どうやらドリームチームになりそうですよ。

どうしましょう。
こうなってくると、大人の皆さんの支えが、本当に必要です。
私一人ではドリームチームを作ることは難しいです。


さて、今日は昨年以来、切磋琢磨してきたチームとの練習会ということもあり、子供たちに心から楽しんでもらう企画も用意しました。「おかしうばい合い 王様ジャンケン大会」です。
昨日、平和島のドンキホーテに行って、細かい駄菓子を総額5,000円ほど買ってきました。ぜんぶで300個くらいはあったかと思います。これを両チームの子供も大人も混ざって、王様ジャンケンゲームを行い、王様として勝ったチームの袋にお菓子を入れていくという「うばい合いジャンケンゲーム」をしました。うばい合うお菓子がたくさんありましたので、ゲームは1時間くらい続きましたかね。みんなとても楽しんでくれたようで、企画した私としては大満足でした。私が学校管理職になった理由のひとつに、「管理職手当はバレーボールの子供たちにために使う」という志がありました。校長手当は1か月10万円以上ですので、5,000円などなんてことないのです。一生懸命バレーボールを頑張ってきた子供たちが、真剣に楽しみながらジャンケンをしている姿を見ることができるのは、私にとっては幸せなことです。最近、我が校で進めている「小さな親切運動」とも言えます。

ああ、「小さな親切運動」のことで、思い出してしまいました。昨日、「小さな親切」運動本部の副代表・小林様が、わざわざ体育館の練習に来てくださいました。ある資料を私に届けてくださったのです。それは、昭和38年に「小さな親切運動」を発足した、当時の東大の総長・茅誠司先生の生涯を調べている中で、私・井上が小林様に語った言葉とまったく同じことを茅先生が書いているということなのでした。その資料を持ってきてくださったのです。
私は小林様に、人生で大切なことは「一隅を照らせ」という言葉を意識することだ、「小さな親切運動」という考え方は、この「一隅を照らせ」という伝教太師の教えと似ている。社会の片隅を照らす一灯を灯せているのかということに、自分の人生の価値基準を置かないといけない。私はこのことを教員になる前の大学時代に教えられたと話していました。
茅先生も、著書の中で、「一隅を照らす」ことこそ小さな親切運動なのだと書いていました。
小林様と出会って2か月もたっていないのに、我が校の全校児童対象に、「小さな親切実行章」をいただけたもの、このような哲学戦を意識的に行っていたからなのです。社会をより良くしていくためには、哲学を学ぶしかありません。哲学の深層の中から生み出す人間教育こそ、私が目指してきた教育なのです。

ところで、今回の「文章の書き方=脳内マインドマップ」とも言えます。
マインドマップを何千枚もかいてくると、マインドマップをかかなくても、脳の中が「マインドマップ思考化」できるため、文章が続いていきます。私と一緒に、「マインドマップ教育フェロー第1期生」の地獄の研修を受けた方々は、大学の学部長や学校管理職、教科研究の第一人者等になっていますが、皆さん口々に「もうマインドマップをかかなくても、頭の中ですぐに発想をつなげられるから大丈夫だよね」と言います。自分の脳の自己変革をさせるまでマインドマップをかいていくと、使っていない人が想像もできないほどの進化をさせることができると書き残しておきます。
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