地味鉄庵

鉄道趣味の果てしなく深い森の中にひっそりと (?) 佇む庵のようなブログです。

名古屋鉄散歩05秋 (4) 鶴舞線3000系

2005-11-04 15:15:03 | 都市民鉄 (中京圏)


 東急や南海のステンレス車を連想する細かいコルゲート入りの20m4扉ステンレス車体、かなり大きな走行音、前パンに貫通扉……名古屋市交通局・鶴舞線で開業以来一貫して主力をつとめる3000系は、その重厚な雰囲気が逆に名古屋の電車らしくないため (?)、ネットなどを見ている限り、はっきり言ってファン受けがよろしくなく、撮り鉄の対象となることも多くないようです。しかし、幼少時から東急8000系列に親しみ、小学生の時点で今はなき東武7800系の前パン&貫通扉姿に惚れ惚れとしていた私は、こういう一見無愛想な電車には非常に弱いです (^^;)。そこで名古屋滞在2日目は、「名古屋の田園都市線」(?) という雰囲気が感じられる豊田線で、前パンを振りかざして快走する勇姿を撮影しました。ちょうど愛知万博も終わり、前回撮影 (初撮影) 時にくっついていた「モ○ゾーと○ッコロ」のステッカーも剥がされていますし (^^)。
 しかし……時間を見つけて訪れた約2時間少々の間、やって来る電車は名鉄100・200系ばかり……。しかも、鶴舞線車両の運用も何故か新型の3050系が次から次へと……。さらに、このときに限って「たまに」やって来た3000系も、前パン撤去車 (かなり多いようです) だったり……。「そんな馬鹿な!」と思いながら三好ヶ丘駅のホームにて強い風に震えることン十分 (爆)、ようやく前パンの3000系が姿を現したときには、「絶対に決めなければ後がない」という緊張感で武者震いしました。結果は↑の通り大満足 (^^)。6両編成で5個もパンタを振りかざしたゴツい編成の勇姿に感激しつつ、次の電車で名古屋市内に戻ったのでした。