地味鉄庵

鉄道趣味の果てしなく深い森の中にひっそりと (?) 佇む庵のようなブログです。

名古屋鉄散歩05秋 (7) 飯田線119系

2005-11-12 10:38:30 | 国鉄型車両


 3日間の名古屋出張鉄 (何だか鉄の方がメインのような気も……^^;) を締めくくるのは、久しぶりに訪れた飯田線での119系撮影です。飯田線そのものについてはとても魅力的な路線だと思ってはいるのですが、考えてみたら前回乗ったのは約7年前、登山の帰りに伊那大島から駒ヶ根まで乗ったのが最後で (駒ヶ根からは高速バス ^^;)、それ以外の区間に至っては学生の頃に全線乗り通しをして以来、ン年間ごぶさたでした (汗)。そうこうしているうちに首都圏からはあっという間に国鉄型車両が消えて行き、国鉄末期のケチケチな作品にして旧型国電を追いやった憎き敵役であったはずの119系ですら「う~ん昭和な感じがサイコー」というイメージになりつつあるから困ったものです (-_-)。そこで今回は、名古屋から久しぶりに名鉄パノラマスーパー指定席の乗り心地を楽しんだ後、豊橋でこだまに乗り換えるついでに、約1時間半ほど南端部を訪ねてみました。この区間は単行も含めて本数が多く、撮影効率も良いので……(^^
 久しぶりに乗り込んだ119系は、103系と同じモーター音や揺れ心地で思わず興奮 (性能的には103系の1Mバージョンである105系と同じなので当然ですが ^^;)。先刻パノラマスーパーで通ったばかりの豊橋~小坂井分岐の間を単行電車で再び通るという感覚は何とも言えずミョーなものがあります (^^;)。そして、撮りやすそうだということで下車した牛久保で撮影したのが↑のカット。豊川以遠まで運行する電車も単行で来るんですね……(混みそう)。
 何はともあれ、かつては旧国を追いやったことへの恨みすら感じていた119系も、いまこの電車のボックスシートに身を委ね、高らかなモーター音に聞き惚れながら絶景の連続を眺めるとすればさぞかし印象深い旅が出来るだろうなぁ……という思いへと変わりました (でも、JR世代のステンレスカーに同じ思いを抱くことはないと思います。きっと)。あとは、如何にして時間を工面するかです……。
 あと、JRCローカル線共通塗装は面白みがないので、119系登場時の水色+白ラインに戻してくれないものかと……(久々に訪れたくせに勝手な話ですが ^^;)。