常磐線の103系がとうとう迎えてしまったさよなら記念走行&展示がこの土日にあったそうで、参加された方も多かったのではないかと思います。
私としては、乗るたびにこの世のものとは思えない猛烈な激走を披露してくれた103系に限りない愛惜の思いを抱きつつも……この週末は仕事でしたので全く行っていません (-_-)。
まあ、そもそも個人的な常磐線103系との付き合いは、東武野田線5000系列や関東鉄道に乗りに行く際、通勤通学の流れとは逆方向の超ガラガラの車内にて、精神をひたすら足下の台車のデンジャラスな揺れとモーターの狂ったようなうなりに集中して酔いしれるというものでした。そういうわけで、余りにも多くの「鉄」がひしめく中でのお別れよりは、「これほど過酷な常磐快速運用を大きな事故もなく務め続け、本当にお疲れさま……」と心の中でしみじみ叫ぶのが、自分にとって一番ふさわしいお別れかな、と思って気分をごまかしています (^^;)。
でも、何もしないというのも、103系への限りない想いの告白としてはイマイチですので、まだ常磐快速が103系でしか来なかった約4年前に撮影したポジフィルムをスキャンしてみました。確かこの頃にE231化計画が発表され、「では今のうちに……」と思って野田線乗車のついでに撮影したものだと記憶しておりますが、いや~この頃は103系や野田線5070系が当たり前のようにゴロゴロやって来たわけですから、本当に柏周辺の鉄事情は素晴らしかったですね……。僅かな間にここまで変わってしまうとは……。
撮影地は、余り説明する必要もないかも知れませんが、我孫子です。他にも南柏など、炸裂せんばかりの走行音とともに猛スピードで走り去って行く姿がありありと思い出されます。上野から乗って来た場合の南柏通過は、新松戸あたりからひたすら続く緩い勾配をフルノッチで豪快に登り切って、興奮がちょうど最高潮に達する頃でしたね……。
これからは記憶の中で、常磐線103系の輝きよ永遠に!!