そろそろ約1ヶ月前の話になって来ましたが (汗)、関西出張鉄2日目・3月27日の撮影記録に入ることにしましょう。
この日は昼から琵琶湖畔のホテルで始まる研修に間に合うように大阪から大津へと移動すれば良く、いくつかの行動プランがあったのですが、最終的に残った案は、
(1) 一気に数編成の廃車が決まり、さよならHMが付いた京阪1900系を、一番確実に撮れる交野線にて、本数が多いラッシュアワーから徹底的に撮る。ある程度撮り貯めたら枚方市から三条へ向かい、さらに京津線に初乗車し (^^;)、浜大津周辺にて併用軌道を行く京津線・石山坂本線を撮影する。
(2) ちょうど奇しくもこの日に開業する「けいはんな線」の、生駒からの一番列車に乗る (森ノ宮で地下鉄中央線・5:37発の電車に乗るとそのまま直通)。終点まで到達し、しばらく撮影したのち、新石切まで戻って四条畷行のバスに乗り、片町線で河内磐船へ。交野線で1時間ほど撮影し、その間に少なくとも2~3カットほど1900系を撮影。その後10時前に枚方市を発車する特急で三条に行き、さらに京津線で浜大津に向かう。
……というものでした。新線開業に遭遇できる機会はそうあるものではないので、(2) のプランが一時優勢だったのですが、やはり考えてもみれば1900系を出来るだけ撮っておきたいだけでなく、開業一番列車は多分混み合うだろうと思い、(1) のプランを実践することにしたのでした。
そこで、前々回に扱ったように、早朝の桜ノ宮駅で103系を撮影したのち京橋へ。6:51発の出町柳行急行で一路枚方市を目指します。年季が入った2200系が朝日を浴びながら豪快に複々線をカッ飛ばして行くという、その迫力満点の乗り心地にもう朝から気分は最高! (^o^)
枚方市からは、いよいよ1年少々ぶりの交野線乗車・撮影に入ります。さっそくホームには2600系5連の私市行きが停車中! 1900系や2600系といったシブい電車が主流を占めている交野線って良いなぁ……と思いながら、各駅に停まるごとに光線の順逆や立ち位置のチェックに念を入れたのでした。
ところが……先へ進むにつれて、ある重大な事態が発覚……。
何とあろうことか、この日の交野線では1900系が1本も運用に入っていない!! (ToT)
その代わりに、やって来るのはもっぱら2600系のみ……。
1900・2600系5連の運用は本線・交野線で完全に共通なので、運用の流れ方次第では当然そういうこともあり得るのですが、まさか遠来の自分が訪れたときに限ってこうなるとは……。
朝のラッシュアワーであれば、多分少なくとも2~3編成は交野線に入っており、さよならHM付きのカットを量産できるだろうという目論見は完全に砕け散ったのでした (爆)。
5月中旬以降も1900系は2~3編成が残り、主に交野線で運行予定であると京阪はアナウンスしていますが、それにうまく当たるかどうかはいよいよ宝くじレベルの話になってくるわけで……。本来ならばお気に入りのはずの2600系が、この時ばかりは「何で2600ばかり来るのか……」と恨めしく思えて来るのを禁じ得なかったのでした (-_-)。
そもそも、普通列車用の新型車・10000系が1本も交野線に入っていないことを考えれば、実は素晴らしい撮影環境であることには違いないのですが、この日はとにかく1900系に狙いを定めているため、郡津駅周辺でこの2カットだけを撮影して撤収 (爆)。1900系が集中してラッシュ時限定運用に入っている本線へと戻ったのでした……。
交野線の2600系はまたいずれ、じっくり時間をかけて撮ってみたいと思っています。下のカットの背後に写っている桜並木が満開になれば、さぞかし見事なのでしょう……。