地味鉄庵

鉄道趣味の果てしなく深い森の中にひっそりと (?) 佇む庵のようなブログです。

琴電年末の宴 (4) 麗しの長尾線塗装

2007-01-30 00:43:00 | 地方民鉄 (琴電)


 琴電では公式DVD第3弾の発売を記念したイベントを今週末に控えていますが……さすがに多忙ですので40~50日に1回のペースで高松を訪れる余裕もない今日この頃 (T_T)。というわけで、引き続き昨年末の話題の続きです。
 旧型車の増結運用が辛うじて残り、今回の訪問でも神秘の3重連が走った長尾線ですが、その日常 (特に昼間) は余程のことがない限り既にカルダン駆動の車両の天下となっております。
 しかし……カルダン駆動の長尾線車両のために採用された緑と白の標準塗装は、琴平線や志度線の塗装と比べますと非常に見栄えがする美しいもので、田園風景をのんびりと走る長尾線にはとてもよく似合っているような気がします。しかも、そんな塗装を元京急700形あらため1200形 (長尾線所属車は1250番台) が身にまとっているともなれば、京急ファンにとって感動的な光景であることは言うまでもありません (*^^*)。既に、昨年7月のデヴュー直後の様子(@片原町)については当ブログでもご紹介しましたが、今回は旧型車を待つついでに1250の撮影にも気合いが入ってしまいました (^^)。



 いっぽこちらは元・名古屋市営地下鉄の600形。初めて琴電を訪れた際、「コトデンそごう色」をまとった600形が旧型車のかなりの部分を淘汰して主力となっているのを目にしてガックリきたものですが (-_-;)、この車両も長尾線色に塗り替えられてすっかりイメージが変わり、撮り甲斐のある車両になりました (^_^)。そもそも、この車両も昭和40年代後半の製造で、年季が増してシブいことには変わりないんですよね……。
 そして、長尾線の600形の何が良いかと申しますと……志度線と比べて広告ラッピング車が少ない! (爆) 志度線は最近急激にラッピング車が増えてしまい、全く写真映えがしなくなってしまいましたが (-_-)、長尾線の600形 (及び原型正面を保った700形) の広告車は「お~いお茶」程度で、あとは1編成に「ことちゃん」が貼ってある程度。シンプルな姿を楽しむなら志度線よりも長尾線……というわけです、はい (^^;
 そんな長尾線、今年はさらに京急から2編成を購入するようで (という話を年末イベントの際に聞きました)、1000形の集中冷房車 (たぶん) が長尾線塗装をまとって緑濃い水田の横を快走するシーンが楽しみになって来ました! その一方、600形の余剰車は志度線に行くことになるでしょうから、600形を短時間で撮り貯めたり、志度線で旧型車を目にしたりすることが出来るのは時間の問題となってきたようです。