昨年末以来銚子電鉄では、伊予鉄から購入した元京王2010系→800系改め2000系の整備が少しずつなされ、いっぽうデハ702が去る1月に一足早くさよなら運転を行うなど、釣掛式電車一掃・冷房車デヴューという一大画期が確実に迫りつつあります。そこで、なるべく頻繁に通って過渡期の様子を記録しておきたい……と思いつつも、新年に入って以来多忙に輪をかけヘロヘロな状態で、銚子が東京から僅か120kmの距離にあるにもかかわらず遥か遠くのようにすら思え、訪問できないフラストレーションがたまる一方……。しかし、ようやく仕事も一山越え、確定申告の書類も作成を終えたことから (全収入で源泉徴収をごっそり取られているのに、さらに?万円も取られるとは……鬱)、ここらで一発平日休みを使って宿願を果たそう!と思いまして、ちょうど折良く曇り日(=仲ノ町日和)となった本日、「しおさい1号」の頭等車での豪遊 (?) を楽しみつつ(しかも客は私だけで貸切!^O^……約1500円追加でこの贅沢って安いかも♪)、銚子への日帰りを敢行しました。
朝9時半に定刻通り銚子に到着し、まずはとりいそぎ徒歩で仲ノ町へ向かったところ……昨年末の時点では笠上黒生の側線にいた第2編成が淡いクリーム色一色に衣替えしており、正式にデハ2002+クハ2502と命名されて佇んでおりました! まだまだ内部は整備工事中であることから (ワンマン設備関連?)、残念ながら非常に撮りづらい位置に押し込まれておりましたが、35mmフルサイズデジ一眼+広角レンズの威力で無事前後両方のマスクを撮影することができ満足満足……(*^_^*)。
改めてこうして2両の顔を見てみますと、原型湘南顔のデハはグレーHゴム使用、京王5000タイプ顔のクハは黒Hゴム使用ということで、この淡い塗装と相まってますます印象が違って見えますが (^^;)、湘南顔は何やら激しく東武熊谷線という感じですね……(笑)。いっぽうクハは、とにかく臙脂帯を巻いてくれ!と叫びたくなるほど京王5000系ムード炸裂です♪
果たしてこの2両の今後は如何に……。ナンバープレートは緑地+銀文字であることから、やはり正式塗装は第1編成のグリーンで、第2編成のこの塗装は広告ラッピングを貼る前のかりそめの姿なのだろうか……という気もしてきました。ともあれ、今後の正式発表を首を長くして待つことにしましょう~。
※仲ノ町構内での撮影は、入場券を購入のうえ許可を得ております。また、構内に掲示された立ち入り可能区域の内側で撮影しております。