
既に鉄道雑誌で日時が触れられている通り、新潟トランシスで新造された会津鉄道の新車であるAT700・750形 (50番台はトイレあり) が去る26日に磐越西線経由で甲種輸送され、無事会津田島の車庫に到着しました。昨日、日帰りで会津田島まで往復してみたところ(事の縁起は改めて記します)、期待通りに車庫内の見やすい位置にAT750×2が留置されており(AT700×1はその背後に留置され、撮るのは困難→まぁトイレと水タンクの有無の違いしかありません)、さっそく初物食いを楽しんでみました!

そもそも甲種輸送の告知がなされた段階では、この新車はAIZU尾瀬エクスプレス用の転クロ車両・AT600・650の増備として伝えられておりましたが、蓋を開けてみればAT700・750と形式を改め、しかも塗装も深紅にグリーンのストライプが映える秀作(個人的にはそう見えます)となっているのにはビックリです。ボックスシートのAT500・550と区別するために転クロ車の形式をAT600・650としたのは如何にも納得の行く話ですが、ドア窓からチラ見えする限りやはり転クロである今回の新車を700番台として塗装も変えた真相は如何に……。既に伝えられているAMEXの後継車としての貫禄を目指したのかも知れませんが、取りあえずは正式発表を待つことにしましょう。