延々と歩いて帰宅してみると……あわわ、何ということに。
1枚目に折り重なっていた落下車両とレールはここから落下。
御本尊様のHOデワ3043 (U-Trains製) にも上から車両が直撃……。
それでも本棚が転倒せず最小限の被害で済んだのはストッパのおかげ。
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3月11日の激しい揺れは、鉄筋コンクリートで造られた都内の怪社の建物でも相当なものであった以上、築33年となる拙宅も相当揺さぶられたようで、両親によると生きた心地がしなかったとのこと。確かに、自室の灯りをつけてみると……本棚の一部の棚を利用している拙へっぽこ車両工場車両置き場も大変なことに……。しかし、少々時間を置いて冷静に考えてみますと、背後に並べてある書籍は落下しておらず (書籍の手前に置いてある模型がそれに巻き込まれたらもっとメチャクチャ)、本棚の上に重ねておいたGM&クロポ箱のいくつかが落下しているだけで済んでいる……。その最大の要因は、天井と本棚のあいだに挿入した転倒防止用バーでしょうか。「こんなもので果たして転倒防止になるのか?」と思いつつ、確か10年以上前に親の薦めで導入したこのバー、なかなか威力絶大です。車両についたキズは、大きな被害を受けられた方々の労苦に比べれば全く取るに足らないもの。むしろ、地震の記憶を留め、いつ何時起こるか分からない天災に少しでも備えることの必要性を再認識させるよすがとなるでしょう……。