鉄コレ発売の勢いが巻き起こすヲタ東奔西走の有様はここのところ、車種選択の微妙さに加えて、品質の割にはC国における工賃の爆騰の影響で必ずしもコストパフォーマンスの旨味が感じられなくなっていることから、今ひとつ低調になっているのではないか……と思われる今日この頃。昨年の師走における京急600形や東武8000系の販売における余り具合は、一昨年の師走における西武401系や京急700形の狂奔を思い出すにつけ、僅か1年でここまで様子が変わるとは……と思わずにはいられないものがあります。
しかし一方で、阪急鉄コレは瞬間的に蒸発し、南海7000系鉄コレも4連は割と早々に難波で売り切れになってしまったわけで、車種&編成構成と出来具合がヲタのツボを激しく刺激しさえすれば、多少値上がりしても誰もが飛びつきたくなり深い満足を得るという現実がありますので、何とか○ミーテック様におかれましても、新年にあたってはそこのところを宜しくお願いしたいものです。板キット歴5年半の初心者が僭越にも大口を叩けるものではないということは重々承知しておりますが、私自身鉄コレが欲しくて模型ヲタのはしくれになってしまったのも事実ですので、だからこそ今ひとつマイナーな車両に熱中するヲタに夢を与えるという鉄コレの初心を貫徹して頂きたいと期待するのであります。
というわけで、そんな鉄コレの2014年の幕開けを飾る存在として、先日東武6050系が発売されました♪ 周知の通り、東武6050系の鉄コレは既に事業者限定で登場時バージョンが出ておりますが、まさか現行バージョンがオープンパッケージで発売されるとは夢にも思わず……。池袋駅の売店でしこたま買い込んだきり、一旦分解して車番インレタを貼り半光沢を吹いて再び組み上げるという工作をするタイミングを逃したまま、今般の発売の報せを知った瞬間……思わずオーマイガーという気分に陥ったことは言うまでもありません (苦笑)。登場時と現行の違いにはそれほどこだわっておりませんので……。また、冬期霜取り用の前パンを装備したWパン車両につきましては、個人的に激しくツボってます……(*^^*)。
そこで、折角既にストックがあるのにまた大量に買うのかよ!という煩悶を抱きつつも、「前パン大好きヤローの究極のロマン」としてオールWパン6連 (1編成にパンタ5個は見たことありますが、6個はさすがにない……。したがって妄想です♪) を組むことにしまして、さらに非前パンの6連も組みたいなぁ~と思いまして、結局Wパン3個、通常2個、会津1個をお買い上げ~。6連1本につき約1時間半ほどの所要時間でN化パーツを取り付けた次第です。今回のオープンパッケージバージョンは、車番が予め印刷されていることから、思い切り良くチャッチャッと作業を進めることが出来たというわけで……(インレタ貼りがあると途端に後回しにするという発想を、人はものぐさと呼ぶ……汗)。とりあえず幕は、 Wパン車→区間快速浅草、非前パン車→快速東武日光& (新藤原) 会津田島 [側面は快速東武日光]、会津車→快速会津田島となっておりますが、今のところいじっておりません (汗)。
個人的な出来映えの印象ですが……基本的にはキレイだと思うものの、窓に指紋がベタリと付いているのをOAクリーナーで拭き取るのが面倒臭いのは相変わらず。また、正面や(及びごく一部の側面) に乱れがあるのは少々残念。でもまぁ有り体に言って、いつもの鉄コレらしいと言ってしまえばそれまででしょうか。少なくとも、京急600形・東武8000系鉄コレ (後者はまだN化してねぇ……) の銀窓枠が余りにも残念過ぎたことを思うにつけ、まぁパッと見は悪くないので満足です♪
完成後は、日光線の田舎ゾーンを行く情景を想定したシーン (1枚目)、そして西新井のカーブを想定したシーン (2枚目) で記念写真を撮ってみましたが、1枚目は「2連だったら普通列車でしょ?」というツッコミが、そして2枚目も「緩行線に区間快速が走っているってどうよ?」というツッコミが当然有り得ることは承知の上でございます。所詮妄想イメージ画像ということで御容赦を……。
それにしても、今回の東武6050系鉄コレは最近まで2月発売と理解していたのですが、突如今月に繰り上がり、さらに同じく身延・宇部旧国や飯田119単行も今月末に繰り上がったのは何故……。まぁとりあえず31日が春節であり、その前後は広東の工場の稼働も通関業務も長期にわたり滞ることから、ハッパをかけて完成を急いだのでしょうか??