間もなく営業用車両としての歴史を終える東急青ガエル5000系……。先日熊本で撮ってきた画像を早くアップした方が良いのかも知れませんが、その前座としてふとこんなネタを思いつきました。「青ガエルの由緒正しき後継者として相応しいのはどんな車両なのだろうか?」と。
そこで個人的には、東急走るんです5000は却下、むしろ池多摩新7000こそがその座に相応しいと思っているのですが、では新7000に東急グリーンは果たして似合うのか?! 試しに塗ってみたところ……正面のカーブモールドへの陰影の付け方がヘボいだけに、何だかイマイチですな (-o-;)。やはり新7000は新7000であって、青ガエルとは別物と見なすべきなのかも知れません。まぁ、1編成ぐらいはこんな感じにラッピングして頂き、東急クラシック・グリーン・リバイバルと称して頂きたいところではあります。
むしろ個人的に、これぞ青ガエルの後継者として相応しいのではないか?!と思ったのは……ジャカルタのインドネシア国産電車・KFW I9000系!! どうですか、このツボにはまりまくりな雰囲気は!! (*^O^*) 赤スカートもグレーにして、行先表示LED部分に「蒲田」なんて入れてみれば、まさにクハ5100のリファインバージョンらしく見えます♪ しかもグリーンといえば、イスラームのシンボルカラーでありますので、ジャカルタに相応しいのではないかと思うものです……。
しかしまぁ、こんな色では周囲の熱帯雨林と同化してしまい、線路内歩行者に対する警戒色的効果は限りなくゼロ (笑)。この電車の塗装としては間違いなく採用されないことでしょう (爆)。それでも万が一、億が一の確率で、KAI・KCJがこんなラッピングを施して頂ければ、それこそ205系天国となったジャカルタにおける新たな神車両として末永く激写したいものですが……。勿論それはとんでもない妄想であることは完全に理解しております (そもそもインドネシアの皆様は東急グリーンや青ガエルの何たるかを全く認知していないわけですから、それをジャカルタで再現するという発想自体が有り得ねぇ~^^;)
というわけで結論としましては、青ガエルは一代限りであり、代わりは現れないということ。熊本で2両が交代で走っている今が最後の華であり、廃車後は何のかの言って渋谷のオブジェとしてどんどん元の姿を失いつつあるデハ5001を眺めるか、松本での保存車を訪ねるしかないのかも知れません。