昨晩は、アジア鉄道研究本の名著としての地位を確立したと言って良い『インドネシア鉄道の旅』の著者でおられます落花生。様の一時ご帰国を歓迎する宴が都内某所のインドネシア料理店で開催されまして、ジャカルタで鉄ヲタ活動したことがある多士済々の猛者が参集し、飲み干したビンタンビールがズラリと卓上に並ぶという壮観な光景が展開されました。そして例によって、話題は国内外の鉄道事情をめぐる激濃トーク……! 個人的には来月のヤンゴン&バンコク遠征を控え、脳内におけるインドネシア分は若干低下していたのですが (^^;)、一見すると205系帝国となってしまったかの観があるジャカルタ界隈においてもさらなる変化が待っている云々を伺うにつけ、やはり今年の8月もジャカルタに遠征する必要があるのだろうか……と思った次第です。昨年8月に訪れた時点では「当面205系帝国化という趨勢は不変で、それ以外の大きな変化は余りなさそうだから、来年夏はパスして別のところを新規開拓しようかなぁ~」と思っていたのですが……(汗)。
何はともあれ、ヤンゴン遠征の前に通過しなければならない年度末の修羅場を前に、大いに楽しい息抜きとなりました♪ 落花生。様および企画ご担当の井上様をはじめ、ご参加の皆様にはどうもお世話になりました!!
というわけで、まだまだ未アップ画像が大量にあるのに、早くも訪問から半年が過ぎてしまったジャカルタネタの続き (あと半年で、残りの未アップ編成画像をアップし終えることが出来るのか……?! ^^;)……今回は、ここのところの拙ブログにおける都営6000まつりを承けて、日本人ファンからは「青ガッパ」の愛称で親しまれている (?) 都営6126 (6177) F「Espass」です。現在は何のかの言って205系激増のあおりを受けて運用から外れているというこの編成、昨年8月の時点では元気に走っておりまして、その姿は基本的に一昨年の訪問時の姿と変わらないのですが、強いて言えば「マンガライ→ジャティヌガラ→環状線→マンガライ」という順序で走ることにより方向転換しているのが唯一最大の変化でしょうか (それもまたすぐに元に戻りうるわけですが ^^;)。方向転換の有無をどのように見分け得るのかと申しますと……東急車やメトロ車、あるいは一部の都営であれば、正面にナンバーが入っていますのでパッと分かりますが、それ以外の編成はなかなか分かりづらいものです。しかしこの「青ガッパ」編成に限って言えば、「猫バス」6151Fから抜き取った2両を編成のド真ん中ではなく偏った位置に挟んでおり、この2両は胴回りにも青ラッピングが施され「Djoko Lelono 2」という愛称プレートを装着しておりますので、方転したかどうかがすぐに分かってしまいます。まぁ、編成替えのときを除けば、基本的に向きを一切気にせず使っているジャカルタのことですので、どうでも良いかも知れないですね……スミマセン (^^;)。
何はともあれ、都営6000のヘンテコ顔シリーズは、質実剛健な日本製抵抗制御車とインドネシアン・テイストが絶妙に融合した象徴的存在でありますので、いずれさらなる増発や電化区間延長に合わせて復活して欲しいなぁ~と思うものです。
まぁこういう混結も楽しいのですが、個人的にはこの2両を再び猫バスに組み込み、猫バス編成が復活することを希望します……。