いま熊本電鉄を訪れる際の楽しみとして、東急青ガエルや南海角ズームが外せないのは言うまでもありませんが、地味な存在に徹していた都営6000にも新たな光明が……! そう、詳論するまでもなく、最新の炭素繊維テクノロジーを凝縮させた川重の画期的製品「ef-WING」台車を装備した「くまモン」ラッピングの6221Fです!! 今のところ究極の一品モノ試作技術ながら、世界に誇る鉄道車両技術を装備した車両と、熊本県の象徴となった感のある「くまモン」とのコラボ……。そんな電車がゴロゴロゴロ……と街外れの併用軌道を走るという超なんでもあり感こそがマニアックな魅力の所在なのでしょう。
しかしまぁ、如何せん浅学非才なゆえ、当初藤崎宮方の6222先頭のシーンを無我夢中で撮影し、「さてと上手くピントが合ってるかな……」とモニタで画像を拡大したところ……あれれ?あの赤い模様が入った独特の台車ではなく、そのまんま都営6000の台車ではないか……と動揺しました (爆)。まさか試験期間が終了して台車をもとに戻してしまったのではないか……と (汗)。その後折り返して来た御代志行の先頭に立っていた6221の台車は、しっかりとef-wingを装備しているわけで、やれやれ問題なく写真撮ったぜ!と一安心したのですが、この時点で初めて、台車を履き替えたのは6221のみという事実をしっかりと認識したのでした (^^;)。
そこで後からネットで詳しく情報を集めてみたところ、この台車履き替えの結果、車番が6221A (=ATSの意) から6221efに改番されています。なるほど、画像を拡大してみたところ、6221のみ赤字で「6221ef」となっています。今回の熊本電鉄訪問は、この後の青ガエル追っかけに大きな力点を置いており、「くまモン」を撮ったのはこれっきりでしたので、この編成に乗って細かくチェックしておらず、まぁまたいずれ……と思ってしまったのでした (滝汗)。
ともあれ、この編成は鉄コレになったら売れるだろうなぁ~。