地味鉄庵

鉄道趣味の果てしなく深い森の中にひっそりと (?) 佇む庵のようなブログです。

社会主義日本エレクトリーチカ2を作る (1)

2015-11-09 00:00:00 | 超へっぽこ模型製作


 先日、韓国コレール1000系電車を北朝鮮塗装にするというおふざけの極みをアップしたものですが、そこで沸々と湧き出ずるものがありました……。そうだ、鉄道趣味と共産趣味の馬鹿馬鹿しすぎる結合体たる「社会主義日本エレクトリーチカ」の第2弾を作ってみようかなぁ……と (爆)。
 そこで、ゴソゴソと手持ちのGM板キットを見繕い、テキトーに一部を切ったり削ったりした結果、こんなシロモノが掌の中で爆誕しました (^^;)。作ろうと思って買ったのは良かったものの、その後完成品モデルとしても発売されてしまったばっかりに死蔵品となっていた東武10000系のボディをメインとして、相鉄3000系 (初代) を作るためにクハ76を買って以来余ってしまっている湘南顔をくっつけ、屋根は垢抜けない雰囲気を醸し出すべく国鉄101系 (電動車は秩父1000系前パン) のものを流用しております。↓の画像の、オデコ部分に貼った極細マスキングテープは、正面雨樋設置にあたり位置を研究しているものです。



 まぁ要するに今回は、北朝鮮国鉄や平壌地下鉄のような雰囲気と、日本的な雰囲気を兼ね備えた電車をつくるとしたら、大体こんな感じか……というトライアルです。厳密に再現しようとすると脳味噌がバクハツしますし、時間もいくらあっても足りず……。前回作の「社会主義日本エレクトリーチカ」が、モスクワ地下鉄リスペクトな日本の電車を目指したのと同様、北朝鮮の鉄道をリスペクトしたもの、という程度に割り切っております。したがって塗装も、前回作が社会主義国家標準色の緑皮であったのに対し、今回は北朝鮮電車風の緑系ツートン+黄色帯になることが決定しております (爆)。
 コルゲートがいっぱいなのは、まぁソ連や北朝鮮の客車にも、確か鋼製でコルゲートいっぱいな客車があったはずだ、ということで……(^^;;

 ちなみに、前回「社会主義日本エレクトリーチカ」を制作した時点では、これを「日帝期の省線・民鉄線を合併した首都圏電鉄網の共通電車」とし、あたかも今日「走るんです」がJREと私鉄各社を席巻しているのと同じような状況を想定しておりました。しかしこのたび、大幅に (?) 雰囲気が異なるこの電車を作り始めたことで、架空設定をいじる必要が生じて参りました (笑)。以下の通りに改めさせて頂きます (^^;)。
 *旧帝国省線電車……日本人民共和国鉄道省が走らせる国電として、前回作の「社会主義日本エレクトリーチカ」を運用。
 *旧民鉄……各社ならびに、戦時中に発足していた帝都高速度交通営団を、すべて一大事業体に合併。人民共和国中央政府が50%、首都圏の直轄市 (東京市・横浜市) および各県人民政府が50%出資した「民都高速度交通営団」(略称:営団電鉄 ^^;;) が発足。その標準電車 (略称:営電 ^^;;;) として、今回作の「社会主義日本エレクトリーチカ2」を運用 (非貫通ですけど、地下鉄用はどーすんだ……笑)。