塗装変更といえば、日本国内ではちょうど名古屋を走る私鉄の両雄で進んでいますね……。というわけで、先月京都での会合出席のために往復した際には、名古屋でもかなり久しぶりに途中下車しまして、名鉄と近鉄の両方で久しぶりに激写しました。
このうち近鉄特急につきましては、長年伝統の濃紺とオレンジの塗装が消え始めたことに対する賛否の声があるようですが、個人的には……確かに従来の色は些か無駄に重い印象があり、昭和の特急車であればさておき、ACE=22000系以後の車両には正直似合わないのではないかと思っておりましたので、今般の新色は割と歓迎しております。と申しますか……ACEやAceには絶対にこちらの方が似合うだろ!と思います。
というわけで、そんな近鉄特急の過渡期をぼちぼち撮り貯めるにあたり、勿論12200系の旧塗装が来れば超大歓迎ではありますが (旧塗装が圧倒的に似合うのは12200系だと思います♪)、まだまだタマ数が少ない新塗装の初物食いも歓迎です。とりわけ22000系・ACEは新塗装の方が圧倒的に良いと思いますので、なるべく早めにお目にかかりたいものだと思ったのも確かです。もっとも、果たして何時来るのかは全く分からず、とりあえず駅の先端でカメラを構えるのみ……。
すると、とりあえず名古屋から撮影地駅に着いて間もない頃で油断しているあいだに、何と!早くも22000系・ACEの新塗装が名古屋行きとして走り去って行き、思わずポカーン……。しかしすぐに我に返りまして、「これは米野の車庫に入るのでなければすぐに折り返して来る!」ということで臨戦態勢に! すると早速、富吉への入庫回送ということでゆっくりとやって来ました……。
いや~本当に、ACEならこの色の方がGood! 今までGMから22000系の模型が出ても全く触手が動かなかったものですが、この塗装のバージョンが出れば是非欲しいかもです……(^^;)。
それにしてもこの車両、登場から既に24年を経ており、意外と「古い」車両なんですよね……。今までてっきり新型だと思い込んでいたのですが、確かにイメチェンのタイミングに達していたということなのでしょう。そこで、ILのイメージに通じる明るいリゾート的な塗装にしてみたらドンピシャということで (少なくとも私はそう思います ^^)、今後も引き続き上質な特急サービスを提供する車両であり続けることを願っています。撮るなら12200系や30000系などがサイコーですが、乗るならこの車両のクオリティーは相当高いと思いますので……。