昨年の今頃から断続的に延々と綴ってきたジャカルタ遠征の記録も今回で最終回。朝のブカシ線=ジャワ縦貫本線を勢いよく下ってくるオールエコノミ急行「スラユ」の雄姿です! この列車は昼行と夜行の2往復があり、とくに昼行便はバンドゥンへの山越えをボックスシートでお手軽に楽しむことが出来る旅情トレインということで超オススメなのですが (平日であれば乗客も少なく、やかましい客が乗り合わせていなければ最高です)、撮影という観点からみても超ド順光の下、きちんと正面を出したCC201がオレンジ3等客車を牽引して猛スピードで迫ってくるという点で、最高にシビれるものがあります (同じ時間帯に来るプルワカルタ鈍行は罐の顔が逆で来る)。そう……「スラユ」は個人的に、インドネシアで最も好きな列車の一つなのです (そんな日本人鉄ヲタは他にまずいないでしょうけど ^^;)。
そんなスラユも、昨年8月の時点では当然のように過渡期の混色姿となっており、例によって超ド順光でそんな姿を記録できて本当に良かった♪と思っています。しかも1枚目のカットは、正面窓に防護網が設けられていませんし☆
そして誠に時間の流れは早いもので、またまた第8回目のジャカルタ遠征……。恐らくこの「スラユ」も新塗装化が済んでいる頃でしょうか?! そして、同じ線路上を今頃は窓周りをブラックにした2016年シリーズ客車が走り始め、さらにはCC206に続く最新型DLであるCC300 (真っ赤な塗装といかつい正面で実に鮮烈なイメージ……*^o^*) も試運転でジャカルタに姿を現してくれるでしょうか……? 先月末に到着したばかりのメトロ6000VVVF車は、西洋モノではないVVVFの目新しさにKCJが慣れるまで時間がかかるでしょうから、多分試運転や営業運転には巡り合わせないでしょうが、まずは長年ジャカルタで活躍を続けて来た8連の各形式を改めて激写することを楽しみにしたいと思います (とくに都営・東急・メトロ5000/東葉1000・JRE203・田の字メトロ6000)。
以上、最近の連載は「何を今さら」な内容ばかりになってしまいましたが、昨年8月のジャカルタの記録をご覧頂き誠にありがとうございました m(_ _)m