数回にわたって特集しました東武釣掛惜別特集の最後を飾るのは、80年代の名場面! 一応、所詮中学1~2年レベルの技術で撮影した劣化が著しいネガから、トリミングして必死に色を再現したものですので、名場面も迷場面になっておりますが (汗)、その点はご容赦頂いたうえで……東武沿線の素晴らしい風景の中を釣掛の音高く電車が走り去って行くさまを想像して頂けるとうれしいです (^^)。
まずは7300系@東上線・玉淀鉄橋です! このシーン、確か保育社カラーブックスか何かに、8000系のハイキング特急が鉄橋を渡って行くところが掲載されていまして、中学生ゴコロに「よっしゃ! 同じように撮ろう!」と決めたのですが、所詮広角単焦点のコンパクトカメラでは、やや望遠気味に近景から遠景まできっちり捉えた所掲シーンを再現することなど出来なかったのでした (笑)。それでも、冬の斜光線に台車がギラリと輝いている7300系の雄姿は……荒川を吹き抜ける冷たい風の感触とともに、今でもありありと思い出されます (*^^*)。
そしてこちらは、先日も5050系さよなら列車がひときわ大きな釣掛音を奏でながら走り抜けた板荷~下小代間を行く5700系です! 実はこの日……勾配の築堤上を走る優等列車や3000系の普通電車、そして8000系「たびじ」を撮影したのですが、5700系の「だいや93号」が走ることを全く計算に入れていませんでした (苦笑)。そこで、板荷駅に向かう途中、やおら近くの踏切が閉まって猛烈な釣掛音が迫ってきたことに激しい焦りを感じ (^^;)、大慌てで後追い撮影をしたという次第……。
というわけで、かなり後悔が残ってしまったのですが、加えてこのとき7870形は昼間日光線北部に入線せず、板荷駅で乗った東武日光行がようやく7870形で現れたこともあって、「う~、結局ナナハチを板荷~下小代で撮れなかった……」と一層後悔。さらに、このときを最後に数年前に撮り鉄活動に復帰するまで5700系や5050系2連を全く記録しておりませんので、5700系を撮影したのは実はこれが最初で最後……(激しく冷汗)。
まあ、限られた時間と資金の中で各地のお気に入り車両を撮り歩こうとすると、どうしても後悔ばかりが降り積もって行くのがこの趣味の宿命といったところでしょうか……。
そこで、東武に関して同じ後悔は繰り返したくないということで、5050系の引退を見送ることが出来たのは本当に良かった……と思っています。そしてこれからは、快速政策の変動によっていつどうなるか先行き不透明になった6050系を熱く見守って行きたい……と思っているところです。
というわけで、辛うじて救済した昔の写真におつき合い頂きありがとうございました。m(_ _)m
東 武 釣 掛 の 輝 き よ 永 遠 な れ !
※お知らせ:撮り鉄遠征のため、次回の更新は25日夜以降とさせて頂きます。