地味鉄庵

鉄道趣味の果てしなく深い森の中にひっそりと (?) 佇む庵のようなブログです。

駿遠私鉄周遊2013春 (5) 大井川鉄道C56

2013-09-26 00:00:00 | 地方民鉄 (東海道)


 早いもので約半年前の話となりつつありますが、鉄ヲタ志望中の甥っ子 (小5) を連れて4月初旬に出掛けた駿遠紀行の続きを久々にアップです……(滝汗)。
 大井川鉄道・大代川側線でクハ861の廃車体を激写したあとは、かつての東海道金谷宿を経て新金谷駅へ。すると何と……侘び寂びぶりが炸裂する大代川側線とは直線距離で僅か1kmほどしか離れていないとは到底信じられないほどの人人人……バスバスバス……(@o@)。これはひとえに、家山の桜祭りに合わせてSLが大増発され、全国各地から団体観光客が雲集しているためですが、とにかくまあ駅舎内も歩くのに苦労するという状態に、甥っ子も私も目が白黒 (-o-;;)。
 というわけで、人混みの嵐を避けて、留置線に佇む車両群を眺めやすい駐車場に移動したところ……ををっ!ちょうどこの日の「かわね路号」の本務機として充当されるC56 44がゆっくりと移動して来ました♪ とくに、画面に電車を入れずSLと旧客だけを切り取って撮影してみますと、何やら時代が一気に国鉄華やかなりし頃にタイムスリップするかのようです……(*^^*)。



 しかし、まさにこのような懐旧ムード炸裂だからこそ、大井川鉄道訪問はのんびり・まったりを求める向きにとって脆刃の剣のようなものがある……と思います。勿論、それを求めて全国各地から観光客が殺到するのでしょうが、一旦そんな車内に入ってしまえばそこは平成の観光列車そのものでしかありませんので、徹頭徹尾《昭和》に浸ろうと思うのであれば、やはり観光客とは離れたところで撮りに徹するしかないのでしょうか?? (←それでは全然SL急行収入に貢献しないのでは?という批判は百も承知です……^^;) 
 そんなことを考えつつ、目の前で一旦停止したC56の、恐らく検査明けから間もなく黒光り艶々な姿を甥っ子と二人で激写しておりますと、いつの間にか他の鉄ヲタさんや観光客が我々の周囲に殺到……(滝汗)。何はともあれ、久しぶりに大井川鉄道のSLと旧客を眺めておりますと、久しぶりに千頭までの旅を楽しみたくなってしまうわけですが、とりあえず人混み嫌いな私としては客が少ないシーズンの方がベター……。甥っ子も、如何にも私の甥っ子らしく「人多過ぎ……」と目を白黒させていますので、「んじゃー新金谷から先へ行くのはまたいずれ♪」ということで、別のターゲットにカメラを向けることにしたのでした……。

鉄コレ南海7000系をN化する

2013-09-25 00:00:00 | 超へっぽこ模型製作


 かねてから待たれていた鉄コレ18弾の発売日が今週末と決まり、この秋の事業者限定鉄コレ発売概要も明らかになる中、折角先日関西に遠征して購入した南海7000系鉄コレも、下手をするとこれら今月末から来月にかけて怒濤のように発売されるブツに押しやられ、N化作業が大幅に後回しとなって2年越しの落成となった南海1000系の二の舞となりかねない……という危機感が募っていた今日この頃 (滝汗)。しかもこの鉄コレ南海7000系、パッケージの外側から眺めるにつけ、実に繊細でリアルなモールドを誇り、南海ファンのあいだで人気が爆発しているという素晴らしいブツであるだけに、開けずに押入に突っ込んでおくのは極めて勿体ないことです。南海公式HPのグッズ案内ページにおける最新の案内によりますと、すでに4連セットの在庫はイベント販売分を除いて20日を最後に消滅したとのことで (やはり23日のスルッと関西バスまつりが一つの区切り目か……。仮に日比谷で売っても速攻で消滅でしょうなぁ~)、「嗚呼!売り切れ数日前に難波駅でゲット出来て最っっ高に良かった♪」と思う反面、だからこそなおさら、折角遠征してゲットした珠玉の逸品をいち早く可動状態にしなければ、ゲット出来なかった人々の怨念がまとわりついてしまうに違いないでしょう……(^^;)。



 というわけで、この連休を使って一気に南海7000系鉄コレのN化作業を推進し、とりあえず4+2の計6両が落成しました! バンザーイ!!\(*^O^*)/ 
 いじってみた際の基本的な印象として、正面窓パーツを外す際にしばしばテールランプの部分が抜けずに折れてしまうのを除けば (泣……でもまぁ嵌ったままである分には構わないのも確かです ^^;)、非常に分解しやすく組み立てしやすいのみならず、薄い窓パーツに繊細な各モールド等々……改めて素晴らしい!の一言です♪ というわけで、世間一般で言われているように、この製品のN化における最大の難点は……動力として東武6050系用のTM-K02を使用することでしょうか。先行即売会でも僅かな数しか販売されず、既にメーカー在庫が払底したようですので……。しかし個人的には、東武限定の6050系鉄コレも買ったきり長らくインレタ貼り&N化をするヒマがなかったため (爆)、東武6050系用に買い置いてあったTM-K02を南海7000系に転用した次第です (滝汗)。まぁもともと、東武6050系鉄コレに動力を入れなくとも、TM-08を使用する野岩所属編成に動力を入れれば、自ずと東武6050系鉄コレも動き出すということで……(あ、2編成の離合をやるために東武6050系用のTM-K02を購入したのですが ^_^;)。
 をっと話題が逸れましたので話を元に戻しまして……もう一つの厄介な問題を敢えて記すとすれば、インレタ貼り……これに尽きます。先日南海1000系鉄コレに関して記しました通り、同梱のステッカーを使うのでなければジオマトの南海汎用インレタを使うことになりますが(地元の阿波座から鉄コレ7000系用インレタが出たことを、作業終了後に初めて知りました……もう遅い -_-)、単に一文字ずつ貼って行くのが超面倒臭いのみならず、1両に4ヵ所ということで、面倒MAXに加えて手持ちの汎用インレタの残りを気にしなければならないという……。しかも、1000系のN化にあたって「1」は使い切ってしまったため、「1」を使わないように車番を選定するべく編成表とにらめっこ (笑)。
 何はともあれ、どれほどインレタ貼りが地獄でも、全ての作業を終えて再び組み上がった姿を眺めていると、あらゆる苦労は吹き飛んで「ムフフ……kirakira」という気分になって来ますから不思議です♪ 折角ですので、ついでに (?) 忍の一字で準急HMを作成し、よりリアルさをアップしてみました♪♪ それにしても、前パンのモハ7000 (奇数) のカッコ良さもさることながら、人気沸騰で早々に在庫払底に至った4連のモハ7000 (偶数) とサハ7800についても、ゲット出来て良かった……という喜びが改めて湧き上がって来るというものです (^-^)。


 不人気 (?) のため在庫が長引いた第7弾のうち、関西を中心に人気が出た1521形についても、丸形サボを切り出して貼りつけ、より一層リアリティアップ! この1521形、いまは両運車をジャラジャラ連結するという少々不自然な楽しみ方をしておりますが、片運2両+サハ3801というスタンダードな編成、そして登場時のダークグリーン+オレンジ帯編成も行く行くはリリースして欲しいものですね……。


鉄コレ南海1000系を今さらN化する

2013-09-24 00:11:00 | 超へっぽこ模型製作


 鉄コレが余りにもいろいろ出るもので、嬉しい悲鳴を上げて卒倒しているあいだにいつの間にか放置状態が続いてしまった車両、まだまだあります……2年前に発売された南海1000系です!
 丸みを帯びた湘南顔に、まるで台湾鉄路局の日本製ロングシート旧型客車を思い出させるような片開き扉+ズラ~リ小窓のこの車両、幼い頃図書館で見つけた『私鉄電車ガイドブック』で一目惚れし、目を皿のようにしてジーッと眺め続けたものです (根暗なガキ……笑)。とにかくこの手の「小窓がズラリ」というスペックは、スハ44系客車などと同様に大好きなのですが、残念ながら昭和30年代以後の高度成長期は明るい雰囲気の大窓の時代となり (これはこれで大好きなのですが……優柔不断 ^^;)、ある種の慎ましさと重厚さ、そしてパーソナルを重視した優等小窓車両の系譜が余り広がらなかったのは残念でなりません(まぁ、国鉄時代の特ロ~特急形サロ&キロ、あるいはサロ110・111・113などは小窓の系譜に入るでしょうか。あ、そういえば、近車デザインと言われる221・223・313系及び近鉄5200系も、加えても良いかもですね……)。



 をっと話題が全くあらぬ方向に行ってしまいましたので閑話休題。ともあれ、南海1000系の謹厳にして優雅なスタイルは、根暗な幼稚園児のハートを鷲づかみにして離さなかったのですが、実は『私鉄電車ガイドブック・南海編』で最もハートがメロメロになってしまったのは、戦前の名車中の名車・1201形だったのです……(^^;)。というわけで、その後もずっと遥か彼方の南海を想い続ける根暗な小学生時代を経たのち、晴れて18きっぱー中坊となって初めて関西に遠征(初の関西入りは今はなき新宮発天王寺行き夜行鈍行というマニアックさ ^^;;)したのは良かったものの……半鋼製釣掛式電車への関心がMAXに達していたこともあって、南海は貴志川線のみの訪問となってしまったのでした……(滝汗)。当時は1000系も辛うじて現役だったはずですので、大阪~和歌山間の移動は南海でも良かったはずなのですが、当時はRJ誌の「電車の時代」と題する特集で阪和モヨ100の流転の車生を扱う記事を見て「すげーな阪和線……」と思ったことから、紀州から泉州へ向かう道中は南海の孝子越えではなく阪和線113系の山中渓越えとなってしまったのでした (貧乏な18きっぱー中学生にとって、なるべく国鉄に乗ることで節約しなければという至上命題もありましたし……悲しいのぅ~。→遠征中の食事は全て立ち食いのかけそば・天ぷらそばでしたし ^^;;)。
 というわけで、乗ろうと思えば乗れたはずなのに、1987年に引退した南海1000系には乗りそびれてしまいました。そんな1000系をせめて模型で愛でたいと思い、2年前の発売時には断固ゲット!を期したものですが、折悪しくインドネシア遠征中に骨折……。やっとこさ難波駅のサービスセンターを訪れたのは、ギブスが取れて最初の出張となった岡山訪問の帰り。まだ後遺症として痛すぎる関節炎が続き、牛歩でしか歩けないにも関わらず、必死に御堂筋線に乗ってゲットを果たしたものです (新大阪駅も難波駅もマジで辛かった!!)。
 そんな苦労をしてまでゲットした逸品でありながら、思いがけず放置となってしまったのは……やはりインレタ問題と自分の怠惰のためです (滝汗)。同梱のチョロ過ぎる車番ステッカーでは満足出来るわけもなく、ジオマトの南海汎用インレタが再生産されるまで待つことしばし……。その後ようやくインレタをゲットしたものの、結局多忙と他の新製品いじりのため後回し……(^_^;)。しかし、このたび7000系旧塗装鉄コレが出たのを記念して、2年越しの宿題をやらねば!と一念発起しまして (というほどでもないか……^^;;)、ようやく全バラシ→苦心惨憺のインレタ貼り→クリヤ吹き→N化パーツ&動力装着→再組み立てという一連の作業を進め、ついに完成! 模型でもやっぱり優雅な姿に、思わずムフフン♪という気分に浸っているところです♪♪ ベンチレータが屋根と一体成形で些か物足りないのを除けば、とても美しいと思います……(*^^*)。
 しかしながら、鉄コレ動力の都合上、動力を装備するのはT車であったり (途中で同梱の台車レリーフがT車用であることに気づき、さらにいろいろ検索した結果、M車に装備するものではないことが発覚し、思わず脱力しつつ床下パーツ交換……)、ジオマトの汎用インレタには「1」が余りないため、2枚2000円購入しても6両分の車番には足りないなど (片面2ヵ所車番を貼ることも消耗の原因)、ハラハラドキドキの連続で、結構疲れました……。まぁ一番緊張して疲れたのは、最後の仕上げであるHM製作 (プラ板を円形に削り出し) 及びマスクへの接着だったのですが (^^;)。というわけで、全くレビューにはなっていない個人的思い入れと苦悶ばかりでスミマセン (超滝汗)。

スカ色の旧型国電を作る (19) 御殿場6

2013-09-23 00:00:00 | 超へっぽこ模型製作


 奇数偶数を無視して (^^;) 前パンクモハ73を並べてみました♪ シブいっ♪



 サロ45改サハ78を2両組み込んだ、実に御殿場線らしい4連! (*^O^*)



 三段窓クモハ73×2♪



 モハ72とサロ45改サハ78 400番台! モハ72は鉄コレ動力装備です~。

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 早くも旧聞に属する話かも知れませんが、去る7月にTOMIXから発売されたヲッサンホイホイもといHigh Grade御殿場線73系、本当に素晴らしいですね (*^^*)。前回発売されたスカ色73系 (特に何線とは銘打たず) と比べ、近代化改造クモハ73の行き先幕が埋められていたり、クハ79 300が用意されたりと、何気に金型製作に気合いが入っていることがビンビンに感じられます♪ これで、自宅でお手軽に御殿場線73系の堂々8連を再現出来てしまうという……。
 もっとも、毎度毎度の「あと○年早く生まれていれば」式の繰り言で大変恐縮ですが、残念ながら個人的に御殿場線73系といえば、幼稚園から小学校1年生の頃にかけて、御殿場に住んでいた親戚を訪ねた際に乗ったという記憶しかございません (汗)。しかし、ボロボロ車体の「すごい音の電車」が富士の裾野を全速力で駆け抜けて行く光景は幼心に圧倒的な印象でした……。そして、朝ラッシュ時が過ぎて誰も乗っていない国府津発9時過ぎの8連で「寝台列車ごっこ」を楽しみながら、ニス塗り炸裂の木製車内に激しくココロ揺さぶられたものです……(遠い目)。そんな経験が、ボロ電ヲタへの道に突き進む重大な原初体験の一つであったことは間違いありません。だからこそ、今回のHigh Grade御殿場線73系が世間一般的には「何故こんなボロい電車の模型にHigh Grade Priceを払わなければならないのか全く理解出来ない」価格であるにもかかわらず、敢えてHigh Gradeな出来具合と御値段で発売されたことに、とてつもなく深遠な意義を痛感し惜しげもなく御布施したものです (笑。しかし嗚呼!約35年以上前の話か……。昭和はどんどん遠くなりますな -_-;)。 
 しっかーし、そんなHigh Grade御殿場線73系にウットリしているだけでは済まされません。今回のHigh Grade発売が発表される前から、個人的GM板キット旧国製作遊びの流れを受けて、「オレだけの御殿場線73系を作るぞ!」と思い立ってから早くも約1年8ヶ月。余りにもチンタラとした作業のため、TOMIXに先を越されてしまった……という何とも情けない展開となってしまいました (豪雨級滝汗)。まぁその理由としては、余りの浮気性のために他の鉄コレや板キットを先にいじってしまい、切り接ぎを含め結構ハードな作業になる御殿場線73系の製作がどうしても億劫になってしまったこと、そしてTOMIX・鉄コレ・マイクロの旧国と差別化するため屋根配管に着色するにあたり「マスキングが超めんどくせー」というわけで放ったらかしになってしまったこと……等々いろいろありますが、要は自分自身の怠惰と優柔不断に尽きます (苦笑)。
 それでも何のかの言ってHigh Grade御殿場線をよそに、個人的超Poor Grade御殿場線も結構なところまで出来上がっていたのも確かですので、既に完成しているサハ2両に加え、とりあえず半鋼製車の4両については完成させてしまおうと思った次第。猛烈な蒸し暑さが続いたこの夏、ダラダラ・ペースにダラダラ汗という最悪のコンディションではありましたが、やっとこさ窓貼りや仕上げの微調整を進めて参りました。そして……銀河のヘッドライトとGMのPT13パンタグラフを載せてついに完成っっっ! バンザーイ\(^O^)/
 まぁ勿論、GMのキットは元々オーバースケールですし、進歩のないヘボ工作のため、完成したところで間違ってもTOMIXの足下にも及びません。もっとも、御殿場線73系軍団は末期になればなるほど、他の路線で103系に追い出された全金属車の巣窟となり、とくにクモハ73については半鋼製車が一足早く激減していたとのことですので。そうなる前の半鋼製車中心の編成 (車番等は正確ではありませんが……雰囲気ですよ雰囲気!)を勝手に再現したのは、これはこれで「まいっか」という感じです♪ サロ45改造サハ78なんていうキワモノは、当分TOMIXからも鉄コレからも発売されないでしょうし♪ (でも発売されたりして……実際、これがあるかないかで、御殿場線や阪和線のリアリティがグッと上がるのも事実)。
 さてと……最終的な8連完成のためには、あと2両つくる必要がありますが、このシリーズ記事の前回にも記しましたクハ79の塗装ポロポロ剥離問題は、結局一旦塗装を泣く泣く全部剥がすという悲しい展開となっておりますので、完成は当分先の話となる見込みです……(鬱)。6両分完成にすっかり安心して忘れてしまったりして……(滝汗)。

90周年の銚子電鉄 (2) アイボリー2002F

2013-09-22 00:00:00 | 地方民鉄 (銚子)


 加古川線・厄神駅でエメグリ色のジェット103系にコーフンする傍ら、そのすぐ脇にある三木鉄道の廃線跡を眺めるにつけ、そういえば最近ひたちなか湊線が御無沙汰になってしまった……ということを思い出しました。そこで先日ひたちなか公式HPにアクセスしてみたところ、何と!ひたちなか海浜鉄道と銚子電鉄が、共に廃線の危機から復活を遂げたローカル線として姉妹提携を結んだとのこと! そこでさらに銚子電鉄公式ブログを閲覧したところ、ななな何と!2002Fの京王アイボリー復活が去る16日を最後に終了し、この連休からは90周年記念姿となっているとは!! そして、その記念塗装とは……正面と側面の運転室扉直後のみかつての醤油色復活とな!!(@o@) 結局銚子電鉄にとって黒歴史だったのはゴリラーマンHMのみで、醤油色そのものは結構愛着があるのだろうと推測する次第です。今や銚子電鉄第一の稼ぎ頭は濡れ煎餅であるようですし……。


 
 しかしまぁ、何故高崎線最後の211系と同様の「先頭の先端だけ復活色」という如何にも中途半端な塗装をするのか?というナゾをつらつら考えるに……正面は銚子でのデビュー以来の潮風や汚れですっかりヒサンな雰囲気になっているのに対し、側面は何のかの言って某大型SCのラッピングで保護されていた時間が長かったため、検査期限を前にして側面のアイボリー+臙脂帯を消してしまうのはペンキ代が勿体ない、ということなのでしょう。
 ともあれ、加古川線の話題から銚子電鉄の話題へという連想ゲームは、まさに「ウルトラスーパー風が吹けば桶屋」な展開ですが (爆)、そこで去る7月初旬に久しぶりに銚子電鉄を訪れた際の画像を思い出しました (その後富山とかジャカルタとか、濃すぎる光景を眼にしまくったもので……滝汗)。今回の銚子電鉄訪問は、1000形の地下鉄復活塗装が未撮影であるためというのもさることながら、某SCのラッピングを剥がしたあとの2002Fの麗姿 (汚れが進んで「?」ですが) を未撮影というのも流石にまずいだろう……と思って敢行したものですので、狙い通りに京王アイボリー姿を撮影出来てルンルン気分でしたね……♪ 正面が醤油色となったいま思うに、私の訪問時にちゃんと2002Fが運用に入ってくれて本当に有難う!という感じです (笑)。
 何はともあれ、これだけ様々なカラバリが現れたところで気になるのは、他の銚子電鉄既存車種と同じく、2000形が何時鉄コレ化されるかという問題です。グリーンにアイボリーに90周年正面醤油色とトリプル攻撃、いやいや伊予鉄時代2種も含めて5連打されれば、財布がもうイチコロです (笑)。いずれも最低限4連で転がし妄想に耽りたいもので……(^^;;)。