奇数偶数を無視して (^^;) 前パンクモハ73を並べてみました♪ シブいっ♪
サロ45改サハ78を2両組み込んだ、実に御殿場線らしい4連! (*^O^*)
三段窓クモハ73×2♪
モハ72とサロ45改サハ78 400番台! モハ72は鉄コレ動力装備です~。
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早くも旧聞に属する話かも知れませんが、去る7月にTOMIXから発売されたヲッサンホイホイもといHigh Grade御殿場線73系、本当に素晴らしいですね (*^^*)。前回発売されたスカ色73系 (特に何線とは銘打たず) と比べ、近代化改造クモハ73の行き先幕が埋められていたり、クハ79 300が用意されたりと、何気に金型製作に気合いが入っていることがビンビンに感じられます♪ これで、自宅でお手軽に御殿場線73系の堂々8連を再現出来てしまうという……。
もっとも、毎度毎度の「あと○年早く生まれていれば」式の繰り言で大変恐縮ですが、残念ながら個人的に御殿場線73系といえば、幼稚園から小学校1年生の頃にかけて、御殿場に住んでいた親戚を訪ねた際に乗ったという記憶しかございません (汗)。しかし、ボロボロ車体の「すごい音の電車」が富士の裾野を全速力で駆け抜けて行く光景は幼心に圧倒的な印象でした……。そして、朝ラッシュ時が過ぎて誰も乗っていない国府津発9時過ぎの8連で「寝台列車ごっこ」を楽しみながら、ニス塗り炸裂の木製車内に激しくココロ揺さぶられたものです……(遠い目)。そんな経験が、ボロ電ヲタへの道に突き進む重大な原初体験の一つであったことは間違いありません。だからこそ、今回のHigh Grade御殿場線73系が世間一般的には「何故こんなボロい電車の模型にHigh Grade Priceを払わなければならないのか全く理解出来ない」価格であるにもかかわらず、敢えてHigh Gradeな出来具合と御値段で発売されたことに、とてつもなく深遠な意義を痛感し惜しげもなく御布施したものです (笑。しかし嗚呼!約35年以上前の話か……。昭和はどんどん遠くなりますな -_-;)。
しっかーし、そんなHigh Grade御殿場線73系にウットリしているだけでは済まされません。今回のHigh Grade発売が発表される前から、個人的GM板キット旧国製作遊びの流れを受けて、「オレだけの御殿場線73系を作るぞ!」と思い立ってから早くも約1年8ヶ月。余りにもチンタラとした作業のため、TOMIXに先を越されてしまった……という何とも情けない展開となってしまいました (豪雨級滝汗)。まぁその理由としては、余りの浮気性のために他の鉄コレや板キットを先にいじってしまい、切り接ぎを含め結構ハードな作業になる御殿場線73系の製作がどうしても億劫になってしまったこと、そしてTOMIX・鉄コレ・マイクロの旧国と差別化するため屋根配管に着色するにあたり「マスキングが超めんどくせー」というわけで放ったらかしになってしまったこと……等々いろいろありますが、要は自分自身の怠惰と優柔不断に尽きます (苦笑)。
それでも何のかの言ってHigh Grade御殿場線をよそに、個人的超Poor Grade御殿場線も結構なところまで出来上がっていたのも確かですので、既に完成しているサハ2両に加え、とりあえず半鋼製車の4両については完成させてしまおうと思った次第。猛烈な蒸し暑さが続いたこの夏、ダラダラ・ペースにダラダラ汗という最悪のコンディションではありましたが、やっとこさ窓貼りや仕上げの微調整を進めて参りました。そして……銀河のヘッドライトとGMのPT13パンタグラフを載せてついに完成っっっ! バンザーイ\(^O^)/
まぁ勿論、GMのキットは元々オーバースケールですし、進歩のないヘボ工作のため、完成したところで間違ってもTOMIXの足下にも及びません。もっとも、御殿場線73系軍団は末期になればなるほど、他の路線で103系に追い出された全金属車の巣窟となり、とくにクモハ73については半鋼製車が一足早く激減していたとのことですので。そうなる前の半鋼製車中心の編成 (車番等は正確ではありませんが……雰囲気ですよ雰囲気!)を勝手に再現したのは、これはこれで「まいっか」という感じです♪ サロ45改造サハ78なんていうキワモノは、当分TOMIXからも鉄コレからも発売されないでしょうし♪ (でも発売されたりして……実際、これがあるかないかで、御殿場線や阪和線のリアリティがグッと上がるのも事実)。
さてと……最終的な8連完成のためには、あと2両つくる必要がありますが、このシリーズ記事の前回にも記しました
クハ79の塗装ポロポロ剥離問題は、結局一旦塗装を泣く泣く全部剥がすという悲しい展開となっておりますので、完成は当分先の話となる見込みです……(鬱)。6両分完成にすっかり安心して忘れてしまったりして……(滝汗)。