地味鉄庵

鉄道趣味の果てしなく深い森の中にひっそりと (?) 佇む庵のようなブログです。

相鉄新7000系現行色鉄コレ発売記念撮影会

2015-12-14 00:00:00 | 大手民鉄 (相鉄)


 7751・7754・7715Fが揃い踏み♪



 横浜側からも撮影出来るというサービスぶり♪



 7715Fは編成写真風に撮ることも可能♪



 鉄コレも無事ゲットし、満足のうちに陸橋から撮る♪

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 師走といえば、鉄道模型業者が物欲に飢えたヲッサンのボーナスを狙ってあれこれ目玉商品を仕掛ける季節であり、しかも東武に京急と恒例の鉄コレ商戦も加わり、東武に至っては2バージョンとなったことから、「財布が破れますか、それとも人間やめますか」という感じの極限状態に追い込まれてしまいます (笑)。そして今年は、そんな泥沼商戦に相鉄・阪神・江若交通 (!) も乱入するとは何てこった……!
 しかし、高校への通学で毎日相鉄を利用していた当時、新7000系の登場、そして直角カルダンVVVFに新鮮な衝撃を受けた者としては、相鉄新7000系現行塗装鉄コレも買わないわけには行きません。とゆーか、マイクロにはもう全く期待できない以上、これが恐らく新7000系の本命商品でしょ、ということで……。
 そんな新7000系現行塗装鉄コレですが、今回は何と!相模大塚での新7000系撮影会つき♪ わざわざ3編成を並べるということで、何とも太っ腹な話です……。というわけで、昨日は午前中、仕事に絡んだ会合に出席したのち、新宿12時50分のロマンスカー「えのしま」に飛び乗って撮影会に参戦しました。
 10時から始まった即売&撮影会は、折からの小雨続きということもあり、既に当初の人出も収まって、最高にまったりとした雰囲気となっていましたが、これこそが地味にマニアックな相鉄クオリティ! そしてこの雨は、冬の強烈な斜光線による影を打ち消してくれているわけで (もしドピーカンだったら、時間の関係で陸橋の影がモロに顔にかかってしまっていたことでしょう……汗)、最高にありがたや……。様々な角度から新7000系ズラリ並びを激写することが出来、すっかりお腹いっぱいとなったのでした☆ 最後に、このような粋な企画を立案・実施して下さった相鉄関係者の皆様に、この場ながら心より御礼申し上げます。m(_ _)m

第三ヤンゴン熱鉄録 (30) 赤い三陸単行

2015-12-12 00:00:00 | ミャンマーの鉄道


 寺の前を通過中、壮絶!鳩カブリ! (笑)



 鬱蒼としたジャングルを抜け、リンスダウンで臨港地帯に。



 同じ水辺でも、三陸鉄道沿線とは全くの対極です~。



 料金所ゲート通過の迷シーン。ここにも架線を張るのか?

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 かねてから準備が進められているヤンゴン臨港線電化・広電運行は、工事の遅れもあって年明けにずれ込むようですが、まぁ何はともあれ楽しみなことではあります。当初の開業区間は、渡し場前のパンソーダンから、臨港地帯西部のトーリグウェーまでだったようですが、それでは余りにも使えず客が乗らないと思われるため、臨港地帯東側にあるボータタウン・パヤー(敢えて訳せば千仏寺?)まで電化工事を済ませたうえで開業させるとか。そして最終的には、環状線のパズンダウンとパンライン(そしてチミダイン?)まで電化する予定ということですが、やはり当面ボータタウンとパズンダウンの間は運休が続くのでしょうか……。
 何はともあれ、三陸36形が大都会の臨港線を走るという、三陸鉄道の開業時には想像すらしなかった奇想天外な展開は、ごく僅かな期間で終わってしまったわけで、これはこれで非常に残念ではあります。それでも、このような展開が実際に起こったということ自体、そしてそれがごく僅かな期間しか続かなかったということ自体も、東南アジアの鉄道を楽しむ行為の裏に潜むギャンブル性を見事にに示している……という感じです (笑)。ええ……まさにこれに乗って撮り、大穴を当てたというだけでも、ヤンゴンまで高い航空運賃を払った甲斐があるというものです (本当か?)。

東急新5000系・消えゆく6扉編成

2015-12-09 12:00:00 | 大手民鉄 (東急)


 かねてから全面改装工事が行われていた東急中央林間駅の駅ビルSCが一昨日再オープンしましたが、総じて中央林間を利用する小田急江ノ島賎民が小さなシアワセを享受できる空間なのかな、という印象です。東急ハンズのミニバージョン店があるのは便利そうですし、何と言っても大阪王将が入ったのは嬉しい……☆ これまで中央林間の、乗り換えついでに安く手頃に入れる中華と言えば、大して美味くない○秀しかなく、結局乗り換えついでに独りふらりとメシにしようと思えば「はこそば」か「しぶそば」が定番でしたので……。



 そんな中央林間ユーザーにとって記念すべき一昨日、同じく東急に関連して大本営発表がありました。田都のホームドア化推進のために、近々「走るんです」5000系の6ドアを止めることになったわけですが、そのための代替新造4扉サハの仕様が……何と!緑のモケットに茶色のアクセントの内装ということで、従来の余りにも寒々しすぎるキモ紫色からは脱却! しかも、料金制車両が存在しない負い目からか、シートは「ヒカリエ」4110編成と同じようなハイバック気味の背もたれを採用し、戸袋部分に至っては枕まであるという……。もっとも個人的にヒカリエ編成の椅子は、気合いを入れたかのような見てくれの割にはイマイチ体にフィットせず、余り座り心地が良くないと思われますので (とゆーか、5000系列の椅子は、初期車ほど座り心地が良いと思う……)、どこまで改良しているのかいないのか、大いに気になるところです。座り心地が良ければ、家畜輸送車の如き6扉車から一気にグレードアップさせる試みとして評価したいと思います……。まさに「グリーン車 (椅子の色が)」ですな (笑)。
 というわけで、残り期間が僅かになった6扉編成の画像を貼っておきますが、そういえば5000系などというものは、8500系が来る前のシャッター切り練習用に過ぎず、撮った後すぐに消してしまっておりましたので、手持ちの画像がごく僅かしかないことに気付きました (笑)。その割には、新造直後・東横転出前の5021編成を後追いながら撮っていたのは、まぁ良かったなぁと思います。6扉編成をまだ撮っていない方はお急ぎを (^^;
 それにしても、5000のオール4扉編成が現在の3編成からもっと増えれば、原則8500の運用にしゃしゃり出てくる可能性もますます高まるわけで、8500を狙って爆音乗車を楽しむ (←但したまにハズレ) というのも今のうちですね……。

第七ジャカルタ炎鉄録 (12) 東急8607F

2015-12-08 00:00:00 | インドネシアの鉄道


 先日パクアン急行様のブログで速報されました、ジャカルタのKAI (Kereta Api Indonesia) 所属車の現役全編成KCJ (KRL Commuter JABODETABEK) への移管と、それに伴う帯色の全面変更という話題、未だに興奮して心臓がバクバクする思いです。何と言っても、不遇のJALITA8613Fの2代目塗装=KCJ標準風が、さらに南武線テイストを加味して再び帰って来ることになりますので……♪ そして東急のどの編成にとっても、KCJ色はジャカルタに来てから4代目の帯色 (8612・8618Fは黄+黄緑から直接、現在の濃い青帯になったのでしたっけ? その場合は3代目。他の編成、たとえば8607/8608/8610Fは、短命に終わった薄めな青帯の時代を経ています) ということで、てっきり現在の濃い青+黄色が最終形態だと思いきや、まさかそうではなく新展開がやって来たことに本当に驚喜しています……♪



 そして同時に又しても痛感させられたのは、とにかくジャカルタの鉄事情は変化が激しいため、なるべく頻繁に通い、悉く一期一会の覚悟で激写すべし!という鉄則です……。今年8月の訪問時に東急車が一律に纏っていたこの帯色は、一昨年から変わらず安定的に推移しているもので、それに加えて今年は幕の部分にKAIシンボルマークが入れられ、正面窓に行先を掲示するようになったことから、「これ以上の変化はあり得ず、来年来ても基本的には同じなので、1年パスして来年は別の国を初訪問してやろうか・・・」などと考えていたのでした。ところがどっこい!今後短期間のうちに急速にKCJ帯色への変更が進むということで、この青+黄帯と正面行先表示の組み合わせは、結局今回の訪問1回限りのものになりましたとさ……! (爆) 
 というわけで、いやしくもジャカルタの東急8000系列に大変革が起こる以上、来年の8月にも遠征しなければなりません (^^;)。パクアン急行様のブログでは、↓こんなやりとりをさせて頂いたのですが、そうです……これはまさにJALITA8613Fの怨霊の為せるワザなのです! (怖!)
 (私)それにしても、東急8000系列延命&KCJ移管には、眠気も吹っ飛ぶオドロキです!!!! 来年8月の夏休みは、ジャカルタはパスして他の国に……と思っていたのですが、それは許されないようで……。JALITAの怨霊が他の編成をKCJにさせるのでしょうか?!(笑)
 (パクアン急行様)JALITAの怨霊はおっとっとさんをジャカルタから離さない気ですね。毎年、巡礼しなさい、と。(笑)

叡電デオ800・ピンク帯の802F

2015-12-06 12:00:00 | 地方民鉄 (近畿)


 12月に入り、平地の紅葉がピークから終盤戦を迎えた中、とりわけ紅葉が美しいところを走る京都の叡電はまさに書き入れ時を迎えているのでしょう。鞍馬行きの運用には日々「きらら」2編成が必ず駆り出され、観光客の皆様はパノラミック・ウインドウ越しに眺める市原や二ノ瀬あたりの紅葉に讃嘆を禁じ得ないのでしょうか。しかし個人的には、そんな叡電の現役陣営の中でも一番好きな車両はデオ800だったりします。正面のデザインはさておき、側面の3扉片開き+二段窓というスペックが、今は無きデオ300やデオ600を思い出させるではありませんか……(*^O^*)。



 しかもデオ800は、車内も一切虚飾無し (それはデオ700系列もそうですが)。頑として昭和風情を保ち続けているかのようです……(京阪の5000系以前の世代と叡電の非きらら編成を出町柳で乗り継ぐのは、ある意味で究極の昭和遺産だと思うのですなぁ~。もちろん、その前に東福寺まで奈良線103系で乗り付けるというのもグッド!)。
ただ、デオ800は車内が地味な代わりに、塗装で明るいイメージをアピールしています。もっとも、そのカラーリングも実に穏やかなもので好感が持てます♪ とはいえ、基本的に鞍馬行きに入る800形だけに、ごく短時間の出張ついで沿線探訪では、なかなか各色を撮り貯めることは出来ません (笑)。そんな中、今回はピンク帯が印象的な802Fをキレイに撮れましたので、とりあえずアップしてみた次第です。
 それにしても、鉄コレで京阪大津線のラッピングがあれこれ出るのも、まぁ企画者の二次元趣味ということで良いのでしょうが (私は買ってない……)、叡電700・800のいろいろなカラーをシリーズ化して頂ければ、欲しい方は私だけではないでしょう……。