~あらすじ~
『招き寿司』チェーン社長・豪徳寺豊蔵が探偵・鵜飼杜夫に愛猫の捜索を依頼した。
その直後、豊蔵は自宅のビニールハウスで殺害されてしまう。なぜか現場には巨大招き猫が。
さらにそこでは十年前に迷宮入りした殺人事件も起きていた。事件の鍵を握るのは……猫?
~感想~
ユーモアミステリの新鋭から、本格ミステリの寵児へと変貌を遂げつつある氏の、第三作目。
まず、軽妙で読みやすい文体に好感。
ギャグの合間に物語が進展していき、気がつけば謎と事件が提示されている。
トリックは大仕掛けではなく、作風に見合った(?)手作り感あふれる(?)ほのぼの系(?)。
そのイメージも、トリックがもたらす効果もたいへん解りやすい。
軽そうな外見に反し、隅々までよく練られた良質のミステリ。
気軽に読めて満足感も高い、良作でした。
評価:★★★☆ 7
『招き寿司』チェーン社長・豪徳寺豊蔵が探偵・鵜飼杜夫に愛猫の捜索を依頼した。
その直後、豊蔵は自宅のビニールハウスで殺害されてしまう。なぜか現場には巨大招き猫が。
さらにそこでは十年前に迷宮入りした殺人事件も起きていた。事件の鍵を握るのは……猫?
~感想~
ユーモアミステリの新鋭から、本格ミステリの寵児へと変貌を遂げつつある氏の、第三作目。
まず、軽妙で読みやすい文体に好感。
ギャグの合間に物語が進展していき、気がつけば謎と事件が提示されている。
トリックは大仕掛けではなく、作風に見合った(?)手作り感あふれる(?)ほのぼの系(?)。
そのイメージも、トリックがもたらす効果もたいへん解りやすい。
軽そうな外見に反し、隅々までよく練られた良質のミステリ。
気軽に読めて満足感も高い、良作でした。
評価:★★★☆ 7