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ミステリ感想-『六月六日生まれの天使』愛川晶

2008年08月29日 | ミステリ感想
~あらすじ~
ふと目覚めると、私は記憶を失っていた。同じベッドには、ゴムの仮面を破った全裸の男が眠っている…。ここはどこ?この男は誰?扉を開けると、意外にも外は雪。そして初老のサンタクロースが、私に手招きをしている!記憶喪失の女と謎の男の奇妙な同居生活、その果ての衝撃!
※コピペ


~感想~
エロいだけじゃない!

そのエロさは『ウロボロスの基礎論』のあの無駄なエロパートにも匹敵。
なにを書いてもネタバレになるのでエロさをアピールするしかないのだが、あえて少し内容にふれると、ものすごく手間のかかった作品である。
一読すれば流れはわかるようにできているが、書く面倒さと読み返して確認する面倒さを思い、再読する気がわかないほど。
だがあらすじからもわかるとおり、アレなトリックの祭典なので、アレなトリックが好きな方はぜひ。エロいし。


08.8.29
評価:★★★ 6
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