
~あらすじ~
精神を病んだ犯罪者だけを収容し、四方を海に囲まれた島から一人の女が姿を消した。
島全体に漂う不穏な空気、なにかを隠した怪しげな職員たち、解けば解くほど深まる謎……。
事件の捜査に訪れた連邦保安官テディがたどり着く驚愕の事実とは。
~感想~
設定からしてオチがモロバレのノーガード戦法。伏線や仕掛けが次々と目に止まり、「これで正解だろうか」という微かな不安はすぐに消し飛ぶ。
しかしオチが見抜けたからつまらないということはなく、無数の伏線を見つけ、追いかけていくのがなかなか楽しい。
こういった(いちおうネタバレ→叙述トリック)映画は、ごく一般的な映画ファン(笑)にはえてして評判が悪く(例:シックスセンスを除く初期シャマラン作品)、今作もさんざんに叩かれているが、こういった映画好きならば、雑音に惑わされることなく、観て損はしないだろう。
評価:★★☆ 5