小金沢ライブラリー

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SCP-1281~1290

2018年02月06日 | SCP紹介
SCP-1281 - The Harbinger (さきがけ)
海王星軌道で発見された機械生命体。他の星から13億年前に宇宙へ旅立ったと思われる。メッセージを託し活動停止し、担当博士は過度の感情移入により処罰された

SCP-1282 - Reverse Were-Rabbits (人間兎)
5羽の兎。満月の夜に屋外にいると人間の猟師に変身し、重点的に兎を狙い狩りをする。特につがいの相手や自分の子供を狙う傾向にある。猟師になっている間、5羽はお互いの正体を認識出来ず、兎の時の記憶は保持していないと見られるが、兎に戻った際に一部の記憶が残るのか鬱状態に陥る

SCP-1283 - Radio Panic (ラジオ・パニック)
1930年代の古いラジオ。電力が無くても起動し15分以上聴くと、両親や配偶者といった最も信頼を寄せる人物からの呼びかけが聴こえる。「●●を覚えている?」という何気ない問いかけから始まり、次いで悪い予言とそれを回避するための方法が指示される。いずれも脈絡の無い内容だが聴取者はそれを無条件に信じ込み、半ばパニック状態になりながら指示に従う。指示を達成すると落ち着き、パニック時の推論能力が上昇するが、達成出来ないと極度の混乱に陥る

SCP-1284 - The Moon's Child Bride (月の幼き花嫁)
「我が君の花嫁」を名乗る少女。満月の夜に月光を浴びると四肢が分離して兎に擬態した生物となり、周囲の生物を捕食する。重量が6.2kgに達すると分裂して2体に増え、8体のうち1体が元の身体に戻り、自身を食べさせ四肢を再生させる。少女は「我が君による花嫁の為の饗宴」と話し、初潮を迎えると出血が止まらなくなり失血死する。その後、人口1000人未満の農村で暮らす2~5歳の女児1名が新たな「花嫁」となる

SCP-1285 - The Wooden Movie Prop
未翻訳

SCP-1286 - Sad Man (サッドマン(悲しい男))
核爆弾ファットマンのレプリカ。不機嫌な顔の男が描かれ、ダクトテープで貼り付けられたスピーカーを通して喋る。人が接近すると自身が爆発しなければならないことを訴え身体を揺する。周囲の人々の目は引き付けられ、激しい恐怖を感じる

SCP-1287 - Closure (かなしまないで)
触れた人物の同意を得て失踪者に変化させる石碑。その人物は失踪者としての人生を歩み始め、失踪者の家族等はそれに疑問を覚えない。石碑内部から発見された製造者と思われる人物の死とともに能力は失われた

SCP-1288 - Timely Encouragement
未翻訳

SCP-1289 - Charon's Obol (カロンのオボルス銀貨)
起源不明の古びたコイン。不定期に跳ね上がり空中で高速回転する。地面に落ち表が出ると、世界に影響を与える人物の生を示し、裏が出るとその死を示す。またその人物を象徴する言葉が新たに現れる

SCP-1290 - Imperfect Teleporter (未完成テレポーター)
試作型のテレポーテーション装置。コロンビアからシンガポールへ物体をテレポート出来るが、速度を保持したまま瞬間移動するため、シンガポールの装置には秒速930mで東へ直進しながら現れ甚大な被害をもたらす
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