いわゆるホリエモンのメールが話題だ。武部幹事長の息子に金を振り込んだ証拠だと民主党が言っている。メールの本当らしさが話題だ。他に証拠があるのか、とも追求されている。
今朝の6と10チャンネルでは民主党参議院議員の櫻井充氏というのが出てきた。いつも思うがテレビも芸がないね。おなじ人間が局を走り回って「ゲストコメンテータ」の相手を務める。自主性がない。共同記者会見と同じだ。日本経済最後の護送船団方式だ。
いつものことだし、これを話すと長くなるからやめる。櫻井氏は6,10以外でもテレビ局に出演しているのかもしれない。私がチャンネルを回さなかっただけで。ま、いい。どの局にも公平にいかないとうるさいからね。
櫻井氏というのは見たことがない。影の薄い男だ。ふた言めには「すみませんが、(知らない)」と「現場では(ないので分からない)」を連発する。耳障りだ。子供の使いでもこんなに無意味で直接的な芸のない言葉を連発しない。
櫻井氏の肩書きを見ると「ライブドア問題追求チーム会長」とある。分からないなら出てくるな。自分は偉いから「現場の細かいことなど分からない」とふんぞり返っている場合か。こんな人物を出してくるのは、民主党がすでに敗戦処理モードに入っているということだろう。
ところで、この問題で失敗すると前原代表の首が飛ぶそうだ。そこで疑問が湧いた。メール問題の仕掛け人は誰か。自民党か。高等戦術としてあるが、前原氏は自民党と話せる人物とみなされているから、自民党から仕掛けることはないだろう。つまりガセネタを怪しげな人物に売り込ませて、うまく引っ掛かれば紐を引っ張るというわけだが。
この問題が失敗すれば前原の首は飛ぶが、民主党は大丈夫だと考えているものが民主党の中にいればだが、これから先は風説の流布だね。金丸系の策士が一番可能性がある。
最後にオイラの見解を。メールの真贋は分からない。メールの書式とか、文体が堀江らしくないというが、その辺の知識はないからパスである。ホリエモンは確かに政界に接近していたが、ストレートな政治献金をするほど旧時代の感覚ではないと思うね。まして、一発で証拠が出る銀行振り込みなんてホリエモンがやりそうもない。そういう意味ではオイラはホリエモンの新感覚は一応かっているんだけどね。