うまいたとえ話が出来る人は頭がいいと言われる。その伝でいくとこの頃テレビに出ずっぱりの民主党の河村議員はどうしようもないね。今日もエルメスのバッグがどうのこうのと言っていたが、なにを言っているのか分からない。
永田議員は休養するという。今回の民主党前原氏の対応は妙だ。なかなかいい男だと思っていたが、乱心したのか。不可解な対応を続けている。
あの話が謀略だとして、あるいは途中から謀略に使えそうだと利用された場合を含めて、民主党で前原党首を辞任させたい勢力というのは二つ以上ある。一つは自民党から分かれた連中で、金丸建設利権継承者だ。こんどの四点セットの構造設計疑惑や特別調達庁、いやいや防衛施設庁か(古いね、おいらも)が燃え盛ると困ると思っている連中がいるだろう。いつの選挙でも土建業界がずぶずぶに応援している実力者たちだ。党内のあれは何とかいった、張り切っているのがいるでしょう、ギラギラ眼がねで睨みつける質問者が。彼らを正攻法で押さえ込むわけには行かないから、前原つぶしでドサクサを引き起こしてうやむやにしてしまおうとするかもしれない。
もう一つは媚中派の連中だ。旧社会党系は勿論、『市民運動』上がりの元党首など多士済々だ。シナも困っておる。一番有効な方法は日本国内の宿主に住み着いて『平和運動』をするパラサイト方式だが(シロアリ戦法ともいう)、最近はパラサイトが不活性化しておるために、コワモテ一方の外交しか出来ない。
せいぜい出来ることは、媚中派の二階氏に恩着せがましくオンカホウ首相があってやるパーフォーマンスくらいだ。二階氏が握手しながらペコペコ頭を下げている映像を世界に配信するくらいだ。あれは清朝の叩頭外交そのものだね(異国の蛮族使節に叩頭を強いることで国威を示す)。
中国は脅威だと主張する前原氏が消えれば、民主党の後継者がパラサイト作戦の橋頭堡(宿主)として利用できる。