東方のあけぼの

政治、経済、外交、社会現象に付いての観察

クリントン長官「アメリカは守れるが」

2009-07-21 09:06:07 | 社会・経済

今日は休刊日だ。ニュースの確認のしようもないのだが。テレビだかラジオのニュースでクリキントキ国務長官が北朝鮮の度重なる挑戦について、「北朝鮮の攻撃からアメリカは守れる」と発言したそうだ。

全体の文脈は確認できないが、アメリカ(本土、領土という意味か)さえ北朝鮮のミサイル、核などから守れればいいと考えているのか。日米同盟はどうなる。日米同盟というのは日本人の生命のためにアメリカ軍兵士が血を喜んで流すということを前提としている。

日本は同様のことをアメリカに提供できない。君たちが作ってくれた憲法でできないのだ。そのかわり、独自の核も持たないし、独自の戦闘機開発もアメリカが日本を恐れて許さないのを認めている。思いやり予算という大盤振る舞いをしてやっている。

それがクリントンの発言だ。F22の輸出は禁止するという。日米同盟は一対一対応ではないが、完全なバランスの上に立っている。日本のために血を流さないというなら、日本は独自の核、先制攻撃能力、独自の指揮系統を構築しなければならなくなる。