東方のあけぼの

政治、経済、外交、社会現象に付いての観察

パチンコ屋の電力使用量記事

2011-04-20 23:34:27 | 社会・経済

週刊現代にパチンコ屋と自販機の電力消費量を調べた記事がある。べらぼうな規模だ。ここまで莫大に浪費しているとは知らなかった。無視できない相当な量だとは思っていたがね。『自販機は原発一基分』とある。

パチンコと自販機は消費量はほぼ同じと言うから原発二基分を消費していることになる。地下鉄のエスカレーターを止めたり、照明を極端に暗くしてお年寄りやベビーカーをもつ母親に死ぬ思いをさせているのだから、なんとかしなければいけない。

だったら、このサブタイトルは『パチンコで原発一基分』としてもいいわけだし、『両方で原発二基分』とするべきだ。なにかパチンコ業界に圧力を受けたのかな。

週刊誌の記事の店頭滞在時間は2,3日程度だろう。この月曜日発行の週刊現代、実は今日読んだんだが、ほかにも福島原発事故の記事が豊富にあり内容もある。

紹介しても店頭から消えていたのでは申し訳ないから簡単ではあるが速報ベースでお知らせする。この記事もたまたま店頭で目について今日買ったが、情報源がこのブログだけという人もいるかもしれないので(しょってるねって)、一応目に入った以上は間に合ううちに紹介するのが当ブログの義務かと思ってね。

れんほうや海江田はこういう数字を知らないのかね。パチンコ業界の反社会性と合わせて、この電力食いの実態を把握していなくてよく節電啓蒙担当とか計画停電なんて言えるものだ。

もっとも、彼らはパチンコ業界の政界担当顧問らしいから、無理なのかな。

パチンコ屋の反論で面白いのがあった。『夏は涼を求めてたくさんの人がパチンコ屋にくる。そういう人たちの家庭では節電になっている』だと。わざわざ紹介した週刊現代の記者もやるね。パチンコ関係者のばかばかしさを浮き立たせるための構成だと思うが。


米国借金不払い宣言か

2011-04-20 08:58:23 | 社会・経済

明治維新で薩摩藩があれだけ勝手なことが出来たのは財政が豊かだったからである。

19世紀の初め薩摩藩は何百万両という借金を商人たちからしていた。特命全権大臣調所笑左衛門は、まず、商人たちに借金踏み倒し不払い宣言を申し渡した。これが幕末薩摩藩が潤沢な藩資金を蓄積する第一歩であった。

もっともその見返りに幕府ご法度の沖縄との密貿易を認めたのである。

小浜大統領は四百兆円の赤字を解消すると演説した。どうしてするのかね。その時に日本に対する百兆円の借金はどうするつもり。チャイナに対する借金(同様にアメリカ国債)だけは返すのか(核兵器が怖いから)。

米国債は一刻も早くフランス政府にはめ込んでしまえ。


フランスを使え

2011-04-20 07:55:34 | 社会・経済

困ったときに友人に助けを求めるのは当然だ。しかし、友人がいるのに隣のゴロツキに泣きつくのは狂気のさたである。

民主党はアメリカを牽制するためにチャイナや半島にすり寄ると言う戦術(と言えるほどのものじゃない)を持っているらしい。このDNAは小沢、鳩山だけではなく、スガ直人も同断である。

ある報道によると原発事故でスガはチャイナだけに特使を派遣したそうだ。ばかなおとこだ。最初にアメリカの援助受け入れ(原発事故)をしぶったというのもおなじ発想らしい。

ところで前から言っている米国債を処分して復興資金にしろという話はどうして出てこない。この点では与野党一致だ。共産党までだまっている。無知なのか。

最初の話だが、アメリカがこの事故に対する技術援助で一挙に日本原子力産業の植民地化を図るということはありうる話だ。念のためにそれを牽制するならチャイナに特使を派遣するなどと言うピンボケなことをしないで、フランスを使え。

フランスも日本に色気があるようだ。儲けがらみの援助提案もあるようだ。それにのれ。そしてフランス政府に米国債をはめこむのだ。ぼろ証券だから多少のディスカウントは必要だ。

火急の際である。市場で処理すれば値が崩れる。為替にも影響があろう。フランス政府と相対取り引きで引き取ってもらうのだ。額面を割り引く必要はあろう。

フランスは引き受けるだろう。引き受けさせるように交渉するのが政治家の腕だ。フランスも断るまい。日本と違って米国債の償還期限がくればビジネスライクにアメリカに償還を要求するから損はしない。フランスはもうかる話だし、アメリカに対する有力な交渉材料を国際社会で持つから一石二鳥だろう。

アメリカがぐずればフランスは市場で無慈悲に売り浴びせるだろう。これが日本だったら償還期限がきてもアメリカに脅されて償還期限を百年延長するだけだ。