東方のあけぼの

政治、経済、外交、社会現象に付いての観察

マイナンバー制度は止めたほうがいい

2015-10-17 17:27:20 | ITと情報システム
ITと情報システムは違う。ITがなくても情報システムは作れる。あれば便利だが、気違いに刃物にならない様に気をつける必要がある。ITが使えれば便利だが、そのかわり完全に自分の手のうちに入れていなければならない。室長補佐とやらの古参下士官が操れても上級管理職の理解能力が欠けていれば国を滅ぼすだけである。

町医者の診療所に行くと、あるいはしょっちゅう問題を起こす二流大学病院に行くと、こけおどしの最新式の検査機械や医療器械がおいてあったりする。いかにも二代目低能化の見本みたいな医師が使うと危険きわまりない。医療関連会社はどうして、彼らに取り入って、おだててそういう高い機械を売りつけるのかしらないが、まるでガキが最新式のモデルガンでも扱う様に嬉々として得意になって使っているのを見るとぞっとする。

情報システムにITを使う(組み込む)ためには最高の意志決定者は完全に使用するITについて理解してることが必須である。そうでなければ、精神薄弱者に核兵器の発射ボタンを任せるのに等しい。

マイナンバーは何のために導入する必要があるのか。国民の利便性のためだという。危険を犯してまで利便性を追求する必要はない。手続きを簡単にするためだって。これ以上簡単にする必要はない。

マイナンバーは税収を上げるために役に立つという。税収をあげるためにまずすることが沢山あるだろう。闇経済とか在日の現在補足不能な地下収入を徹底的に絞り上げる努力をしているのか。全然していないだろう。代議士は在日の脱税の口利きで政治資金を稼いでいるという。

官僚の仕事を便利にして人件費を削減するという。住民基本台帳とか、こういうシステムを導入する時には必ず仕事の効率化人件費の削減を宣伝する。本当に効果があったか導入後評価したというニュースを聞いたことがない。人件費を削減したければ公務員の給与をカットするのがまず第一のスジである。公務員が楽をするために、国民の安全を危険に晒してもいいというのか。

マイナンバー制度の導入は中止して、まず高級官僚についてのITという最新式機械の理解度をサーベイすることのほうが先だろう。