前回死んだマスコミの一例を示した。これは還暦を過ぎたテレビ・マスコミのことであったが、まあまあ寿命だろう。合掌。鳥越なんてのは典型的なゾンビだろう。ジャーナリストと自称すればなんでも通ると思うなよ。昔は覗き屋といって軽蔑されたものだ。
今日は昨日生まれたインターネット・マスコミである。インターネット・ジャーナリズムという言葉があるかどうかしらないが、ヤフーなどのポータル・サイトに出ているニュースのことである。ニュースのテイをなしていない。ヘッディングのセンスがない。ほんの短くしか一項目が表示されない。短ければ最初の一、二行で内容を感じさせなければならない。それがジャーナリストの腕である。
インチキ広告を書くコピーライターみたいな真似をするな。大体スペースは余っている。広告ばかりのせるな。わざと気を持たせるために次をクリックさせるようなテクニックのつもりなら邪道である。そしてクリックすると次に示される頁が表示されるまでのスピードが猛烈に遅くなる。ひどい時には以下は有料サイトになると表示がでる。こういうことは最初の頁で案内するものだ。不動産屋の詐欺広告じゃないんだよ。
そして致命的な欠陥は最初の頁にクレジットが入らないことである。インターネット・ニュースを流すところは新入で信用出来ないところが多い。そう言うところははじく(見ない)ことにしているが、ニュースソース(媒体名)が最初の頁にない。これは見出し編集のジャーナリストとしては非倫理性の極みと言わなければならない。