東方のあけぼの

政治、経済、外交、社会現象に付いての観察

アメリカのイラン制裁

2018-11-04 07:55:28 | 東アジアの悪友

 われわれ日本人によくわからないのはアメリカのイランに対する憎しみの激しさだろう。同様に分からないのは日本人の半島人に対する生体反応のなさの不自然さだろう。まるで正反対である。

 トラ ンプのイラン制裁にはアメリカ国内ではさしたる反対もない。おおむね同調しているのがアメリカ国民の感情だろう。他のことではトランプ反対運動が起こっているがイラン制裁については積極的な反対はまったくない(外交の素人がニュースに接しているかぎりでは)。

  イランが王政のときはイランはアメリカの同盟国だった。イラン革命で王政を倒して宗教的な共和制を樹立したのはもう50年も前になる。イラン革命後に起こったイランのアメリカ大使館占拠事件をいまだに根に持っているとしか考えられない。しかし、アメリカの態度はより自然で人間的なのかもしれない。

  それに対して日本は半島人から無数の非道なことを仕掛けられても「話し合い」だとか日本の議員連盟の連中は言っている。この異常さに国民は気が付いていないらしい。徴用工問題だとか慰安婦問題だとか、国際取り決めを無視する非道に対しては経済制裁をするでもなく今回も言葉の上だけの「遺憾表明」だけだ。

 憲法改正も大事だが、半島対策は喫緊の課題である。南朝鮮にたいしても制裁の検討に入るべきである。一番心配なのは日本の子供たちが政治家の態度を見てどう育つかである。かの国では民族性を反映して想像力をたくましくした「おぞましいエログロナンセンス」な、日本なら児童に見せることを禁じられているような展示に溢れた反日記念館をみて育った子供たちである。いっぽうわが国では他国の無法に対して生体反応を示さない親たちをみて子供たちは育つ。この懸隔は破壊的である。