昨日の国会閉会中審議のニュースで痴呆早世大臣とか言う山本幸三の答弁を聞いていると何をいっているのか分からない。相手を納得させるにも、相手を論駁するにしても何を言っているのか言語不明瞭では話にならない。委員達が再三委員長の周りに詰め寄っていた。例によって中継で説明がないから何を抗議しているのか分からないが、「何を言っているのか分からないから注意しろ」と抗議していたのかな。
国会は議論論戦の場だろう。もっとはっきりとものを言え。入れ歯を家に置き忘れて来たのか。もっとも何時聞いてもあんな調子だったような気がする。山本幸三は発声法の基礎訓練を受ける必要がある。普通の人は、まして国会議員になろうという人は教えられなくても発声法には工夫する。
第一ああいう話し方は非常に不誠実な印象を与える。あれで選挙演説もやっていたとすると、当選させた選挙区の人間は相当に民度が低い。どこの選挙区だったかな。
なにも役者の様に発声法を習えというのではない。常識の範囲でいい。もっとも日本の役者でも歌舞伎役者はさすがに伝統があるから発声法にも嫌みがないが、いわゆる新劇、現代劇の役者の発声法は喚き、咆哮することだと勘違いしている。これにも困ったものではあるが。なかには音声の収録技術の完備した映画でも必要も無いのに、喚く俳優が多いのもこまりものだ。